地元民からすれば笑い話?に聞こえる
神戸市でも問題多発地帯
近所の中学での現在進行中なのは
神戸・垂水中3女子自殺、いじめ行為を認定 再調査委
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201904/0012246093.shtml
神戸市垂水区で2016年10月、市立中学3年の女子生徒=当時(14)=が自殺した問題
更に古くは酒鬼薔薇も近所です
成功を誇るのは良いが一回事が起こるとどうなるか分かってる?
PTAを魅力的に、改革した学校
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5668449
この春、あなたは当たりくじを引いて青ざめませんでしたか――。役員の押し付け合いになりがちなPTAを、立候補者が相次ぐ魅力的な組織に変えた学校がある。神戸市立本多聞中学校(同市垂水区)は2014年度から、広報紙づくりをやめるなど簡素化する代わりに、学校と保護者が「ガチンコ」で意見交換する場をつくった。改革の立役者となった当時の校長、福本靖さん(57)=現・桃山台中学校長=と、PTA会長だった今関明子さん(50)に成功の秘訣(ひけつ)を聞いた。【聞き手・反橋希美】
――改革のきっかけは。
今関 役員決めのくじ引きが嫌だった。形式的に立候補を募ると、皆さん無言で机の木目を見て不穏な雰囲気になる(笑い)。不人気の原因の活動を見直そうと思った。
福本 現場では教師の多忙化が指摘される一方、生徒への丁寧なかかわりが一層求められている。保護者の意見を吸い上げ、学校運営に参加してもらう仕組みをつくりたいと考えていた。
――広報紙をホームページでの発信に切り替える所からスタート。次に活動一つ一つの必要性をアンケートした。
今関 今どきの子どもがたむろなどしそうにない時間帯に設定されたパトロールや、ヨガなどの保護者向けの「研修会」など、多くの活動に価値を見いだせていなかった。言えなかった声を数字として示したことが、改革の後押しになった。
――アンケートを踏まえて「広報」や「研修会」などの活動を廃止した。あいさつ運動や行事の受け付けなどは残したが、各保護者の参加は1年に2回程度。年度当初に日程を示し、エントリー制にした。
今関 あいさつ運動を残したのは、活動のハードルを下げて、フルタイム勤務の人や「教育熱心」以外の保護者など、多様な人が入りやすくするため。本当は学校に関わりたくても「毎回は出席できないから他の人に迷惑をかける」と遠慮していた人も多い。
――月に1度、全役員が参加する運営委員会で、校長と保護者が意見交換できるようにした。「通学かばんの重さ対策」「先生のえこひいき」など議題は多彩だ。
福本 保護者の意見はアイデアの宝庫。例えば本多聞中では、校内だけで活用されていたネット教材を家庭に配信できるようにした。学校の方針への意見を聞く場にもなる。現任校では保護者の意見を聞き、今春から新2、3年生の家庭訪問を希望制にした。
自分たちの意見で学校が変わっていくと、保護者も学校の応援団になり、信頼関係が築けていく。学校に対して不信感を持っていた人も、保護者同士のネットワークがそうした感情をおさめてくれる場合もある。
――地域からの反対はなかったか。
今関 地域活動への参加も減ることとなり、懸念の声はあった。でも現実的に役員のなり手がいないという状況を知ってもらうほかないと感じている。
福本 地域活動が衰退する中、PTAが依頼しやすい組織として活用されてきた。しかし本来は学校を通してではなく、同じ地域住民として活動に参加してもらう方策を考えなければならないはずだ。
――改革を進めたい保護者や学校への助言は。
福本 運営委員会は、何が議題になるかわからない点では校長にとって大きな不安はあるかもしれない。ただ、この時代、より円滑な学校運営のために保護者が何を考えているか知ることはその何十倍もの効果があることを理解してほしい。
今関 同じ思いを持った仲間たちをつくり、学校に働きかけることが必要。学校と「子どものため」という同じ方向を向いて、取り組んでほしい。
奮闘記が書籍に
福本さんと今関さんがPTA改革の経緯やノウハウをまとめた本「PTAのトリセツ〜保護者と校長の奮闘記〜」(世論社、1080円)が刊行された。ネット書店のアマゾンで購入可能。問い合わせは世論社(info@yoronsha.jp)。
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