グリーンピースのメルマガの転載です。
林恵美(グリーンピース・ジャパン) <greenpeace.japan@act.greenpeace.org>
プラスチック汚染を止めるためのペットボトルフリー署名に賛同してくださる方が、ここ1カ月で4,000人も増えました。署名締め切りまで24時間を切りましたが、NHK クローズアップ現代や東京MX モーニングクロスなどのテレビでもプラスチック汚染の問題が大きく取り上げられ、関心はかつてないほど高まっています。
EUやカナダは、2021年までに特定の使い捨てプラスチックの使用を禁止すると発表しました*1。G20に向けて、世界が大きく動いています。
しかし日本では、プラスチック対策は、私たちの期待に追いついていません*2。リサイクルは神話だということが世界中で明らかになっている*3のに、プラスチックはリサイクルできるという前提で、減らすことに積極的な方針を打ち出してはいません。国より先を行っているのは、東京都をはじめとした自治体。東京はすでに、こんな取り組みを始めています。
• 2020年度には都が主催するイベントや会議でペットボトルを含む使い捨てプラを禁止を目指す
• 17万人いる都の職員に、日常生活でもマイバックやマイボトルの持参したり、ストローなどの使い捨てプラスチックを断ることを求める*4
• 都内に校舎を置く大学と連携して、マイバックやマイボトルの使用呼びかける*5
さらに一歩踏み込んで、ペットボトルの消費を減らすために、マイボトル給水機を増やすために動いてもらいませんか?
署名は、明後日20日に東京都に提出します。集計のための締め切りまで、あと24時間しかありません。あと24時間で、さらに5,000名の方に賛同いただきたいと思っています。ぜひ、すでに賛同している10,000人の輪に加わっていただけませんか?
国よりも先進的なプラスチック対策案を発表しようとしている東京都*6に、私たちの声を届けませんか?
グリーンピース・ジャパン
林恵美
P.S. 先進的なのは東京都だけではありません。三鷹市は使い捨てプラスチックを減らすことを求める意見書を提出し、京都府亀岡市は去年レジ袋を禁止する方針を出しています。こうした頼もしい自治体の動きを後押ししましょう。そして全国へ広げていきましょう。締め切りまであと24時間です。ぜひ、署名してシェアしてください!
*1 カナダ首相、使い捨てプラスチックの禁止を発表 2021年から 2019年6月10日 AFP
*2 グリーンピース・ジャパン声明:海洋プラごみ対策は、生産・消費の大幅削減を第一に 2019/5/30
*3 グリーンピース・ジャパン「私たちのプラスチックにはもう行き場がない」 2019年6月
*4 都、庁内でプラ削減方針 会議でペットボトル禁止 2019年6月5日 日本経済新聞
*5 使い捨てプラスチック削減を 東京都、大学に協力要請 2019年5月13日 日本経済新聞
*6 プラスチックの持続可能な利用に向けた 施策のあり方について 中間答申
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