ライブ備忘録１２０ ６月１日 水咲加奈、松波哲也、KITANO REM＠福井 響のホール P.BOX

この日は水咲加奈さんの5周年企画ライブへ行ってまいりました。まずＯＡ的な感じで小学生の頃に作ったというインスト曲をやっていましたが、かなっぺサウンドの音がうねるようなダイナミズムは小学生の頃からなんだなと見せつけられましたね(笑)。

ゲストのライブではまず、福井の松波哲也氏。おそらく自分より全然若いと思うのですが、貫禄のギタープレイで渋いステージでしたね。

次に大阪からのKITANO REMさんは二度目ましてですが、そのぶっ飛んだ歌が最高にロックでありますね。かなっぺとも共通するカッコよさが、そこにあって、お互い気に入っているのも分かるようなものがありましたね。REMさんの歌は赤く切り裂く感情の歌であるのですが、それでいて前向きなエネルギーのある歌であるので、聴き手に対していろいろ刺激があるものになるところが、やはり魅力であります。

そして、水咲加奈さんですが、この日はいろんな意味で御機嫌なライブになりましたね。わりと多作な方とはいえ、やりたい曲が多すぎて尺に収まらないからなんて、今までにない積極さで驚きがありつつも、この感情にストレートなところがかなっぺの激しく揺さぶる歌につながっているのだなと感じるところが。そんな感情に直結した歌だからこそ、歌に対しての気持ちがクリアになった今、鈍く輝く情念の歌がますます突き刺すものに。