２０１9年６月15日（土）、舞浜アンフィシアターにて、「Yuki Kajiura LIVE TOUR vol.#15 〜Soundtrack Special at the Amphitheater〜」に参加いたしました。
前回のサウンドトラックライブはVol.12（２０１５年）でした。同じ6/15！
今回日記を書くのに、久しぶりに当時の日記を読み返してみたら、自分の文章ながら暑苦しい（苦笑）
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1943157685&owner_id=4668431
あの時の興奮と感動が忘れられず、サウンドトラックライブの開催の日をずっとずっと待っていました。
そんな待ちに待ったサウンドトラックライブ１日目
雨の中、物販に並び、とりあえず目的の品はすべて購入。＋予定外のマスキングテープを追加。
今回のデザインもまた素敵で、実物を見たら欲しくなってしまいました。
【１日目】
17：15開場
18：00開演・・・・少しおしました。
セットはごくシンプルに昨年と同じシャンデリア風の飾り２つ、小さいキャンドルのような飾りが２つ。
背景は何らかの模様（天井から吊るし）×３
場内の照明が落ちた後、左の扉付近にスポット
佐藤さん（アコーディオン）が一人で登場
客席通路を歩きながら、アコーディオンのみで２曲を演奏。
【セットリスト １５日】
Opening （アコーディオンのみ）
＊street corner（MADLAX）
＊そこに生きる人たち（花子とアン）
1.希望の光（花子とアン）
2.prelude to ACT１（魔法少女まどかマギカ）
3.numquam Vincar（魔法少女まどかマギカ）
-MC-
4.first love（The Works for Soundtrack）
5.Sweet memories（.hack//Liminality ORIGINAL SOUNDTRACK PLUS ）
6.blue clouds（ツバサ・クロニクル）
7.When The Fairy Tale Ends（空の境界）
-MC-
8.Mother Land Nostalgia（花子とアン）
9.My story（花子とアン）
10.曲がり角の先（花子とアン）
11.にぎやかな日々（花子とアン）
12.穏やかな時間（花子とアン）
13.コトダマ（花子とアン）
14.今を生きる（花子とアン）
-MC-
15.starting the case: Rail Zeppelin(ロードエルメロイ�鏡い了�件簿)
16.a fighter-girl from east（プリンセス・プリンシパル）
-MC-
17.carnaval in blue（エル・カザド）
18. We're Gonna Groove（Madlax）
19.hit it and run（エル・カザド）
20. el cazador（エル・カザド）
21.shadows and fog（プリンセス・プリンシパル）
22.Rainbow（The Works for Soundtrack）
-MC-
23.petals and butterfly (Fate stay night HF2章)
24.moon and shadow（ソードアートオンライン）
25.heigen（FICTION�供�
-MC-
26.目覚め（舞-HiME）
-EN-
01.crush（PandoraHearts）
02.aerial fight（ソードアートオンライン）
-MC-
03.Red Rose（FICTION）
-MC-（グッズ、パンフレット紹介）
04.a farewell song（NOIR)
こうしてセットリストを書き出しているだけでも、ものすごく豪華です。
構成としてはVo.12および過去のライブで演奏されてきた曲が大半ですが、
アレンジは変えてきているのでどの曲も新鮮に感じられました。
特にアコーディオン、フルートのソロは、１日目２日目で変わるので、お二人がどんな風に遊ぶのか、荒ぶるのか、すごくわくわくしました。
「希望の光」は、梶浦さん自身も明るい曲を沢山書いた！と断言する、花子とアンのタイアップ、久しぶりのサントラライブの１曲目、今日は何が演奏されるのだろうという期待感を高めるのにぴったりな選曲でした。
「prelude to ACT１」魔法少女まどかマギカの使用曲のメドレー（交響曲アレンジ）
コーラスにRemiさんがちらりと登場。構成としては３パートに分かれています。
最後の曲の、「ふぁぁぁん」という光が注ぐ効果音（←私が勝手に呼んでいる）を聴くと、あの曲が思い起こされて胸が詰まります。
「numquam Vincar」ライブでは度々演奏されている曲ですが、この日の「numquam Vincar」の格好良さは過去最高でした。
ドラム＆パーカッションにアコーディオンまで、すさまじい「闘い」でした。
是永さんもがんがん前に出てくるし、ステージを駆け回る。
メンバー全員が「自分の音を聴け！」という感じで、まさしくバトル。
「first love」から「blue clouds」のはフルートが主線が多い曲。
ここは荒ぶらないエレガント赤木さん。
「When The Fairy Tale Ends」久しぶりに聴きました。
パーカッションが入ると華やかです。
MCに続いて、「花子とアン」セクション。
イーリアンパイプの中原さんがいないと演奏できない曲ばかりなので、今回は「花子とアン」の曲が多くセットリスト入りしていました。
「Mother Land Nostalgia」のイーリアンパイプの旋律を聴いていると、なんだか懐かしいような、暖かさと、胸がきゅうっとするような切なさ、不思議な気持ちが起こります。
「My story」「今を生きる」の２曲は個人的に思い入れがあるので、聴くことが出来て嬉しかったです。
このセクションの後で「私だって明るい曲書けるのよ！」と梶浦さん、しかし「花子とアン」の後、反動のように明るい曲のオファーが来なくなったという・・・
会場からどっと笑いが起こりました。
７月から「ロードエルメロイ�鏡い了�件簿」というアニメの劇伴＆OP、EDを手掛けますという告知に続いて、同作品のOP（インスト）を初披露のサプライズ。
「starting the case: Rail Zeppelin」
あっという間ながら、ものすごく濃い９０秒間。
冒頭のヴァイオリンは今野さんでなければ奏でられない、アダルティな音色。
途中からは赤木さんのフルートと競うように主線が交錯します。
OPに相応しい、世界観に一気に引き込む１曲でした。
「a fighter-girl from east」
こちらもライブ初披露。
冒頭、尺八風の和の音色（＝フルート）
梶浦さんの和テイストの楽曲で和笛だと思っていたのは、実は赤木さんのフルートの音色だったと知った時は驚きました。
和風のお囃子のような笛の音と、スパイアクションにぴったりのテンポ感の絶妙なコラボレーションが、なんとも心地良かったです。
演奏後、「プリンセスプリンシパル」のライブイベントの告知がありました。
「carnaval in blue」から「 el cazador」
個人的には本編中、一番の盛り上がりポイント。
エル・カザドのアニメーションは観たことがないのですが、楽曲の雰囲気的には、赤木さんが最も得意とする系統なのではと感じています。
荒ぶるソロは、同じ曲でも１日目２日目でアドリブが変わっていて、聞く度に新鮮に、楽しむことができます。
「We're Gonna Groove」は何回聴いても格好良さに痺れてしまう。
「shadows and fog」からゲストのRemiさん登場。
紅い、ベロア調のドレスでした。
「 el cazador」、YUUKAさんが日本語で歌う「cazador del amor」の原曲（造語）。
一度聴いてみたかったので、大興奮でした。
以降の曲はすべてRemiさんが歌われたのですが、こんなにRemiさんの歌声を聴くのは初めてでした。
独特の「間」を持たせて歌うので、原曲を聴き込んでいると、「あら？」と一瞬の違和感を感じることも。
それはそれとして、勿論、高声の美しさは圧倒的。
サウンドトラックライブだったので「Rainbow」は歌われないと思っていたのですが、思いがけず披露されて、嬉しかったです。
キラキラと光が差すような、ウインドチャイムの音色が、この日は本物！
「petals and butterfly」初披露曲。３日前までMナンバーで呼ばれていて、タイトルがなかったそうです。
Fate stay night HF2章のBGM、男女がわかり合う場面でかかった曲との紹介でした。
映画一度しか見ていないので記憶になく・・・、Remiさんの儚く、美しいコーラスが印象的な曲です。
「heigen」、意外な選曲。
最後の「目覚め」もですが、多重コーラスのアレンジに慣れてしまっているので、
歌い手さん一人だと正直、少し寂しさも感じました。
「heigen」、パーカッションを見ていると、何やら木片のようなものを手で握るようにして、木の葉のゆらぎや、水のせせらぎを思わせる、ヒーリング系の音を出していました。
サントラライブ、映像化して特典として、オバヲさんカメラ映像が欲しいです！
本当に一体何種類の楽器を演奏しているのだろう・・・
アンコール
Vol.14に続いて「crush」の単独演奏。
あの時に梶浦さんが「赤木さんが吹きまくるのが聴きたかったから入れた（ハート）」と仰っていたので、おそらく今回も同じ理由での選曲と思われます。
「aerial fight」に続いて、次の曲の紹介のための長めのMC。
「あ、いよいよくる！」と胸が高鳴りました。
「Red Rose」
一番聴きたった曲、Vol.１２ライブからずっと待ち焦がれていた「Red Rose」がついに！！
メンバー一人一人のソロ回しから、フィナーレのユニゾン、圧巻の一言です。
チェロの西方さんはソロはトランペットを披露。
隣で今野さんが苦笑というか、なんとも言えない表情で見ていたのがちょっと面白かったです。
「Red Rose」のライブVer.一度でも聴いてしまう、もう音源には戻れなくなってしまいます・・・
それくらい、インパクト絶大の１曲です。
MC、グッズ紹介は「パンフレット」をピックアップ。
前回Vol.14ライブからYukiKajiuraLiveについて聴くことはやめて、プレイヤーさん、歌い手さんそれぞれのことをより深く知ることが出来るようなインタビューにした（要するに梶浦さん読みたいパンフレットを作るようにした！）
ラストは「a farewell song」
タイトルは「別れ」だけど、未来ある、暖かいお別れの曲。
Remiさんの歌声が美しく、優しく包んでくれました。
day1終了。
この日のお題は「私の楽器のおいしいところ」でした。
赤木さん→金管なのでキラキラ綺麗、女子人気。三分割できるから持ち運び楽。世界中のあらゆる横笛を吹ける
中原さん→演奏しながら飲食可（一説にはイーリアンパイプは演奏しながら酒が飲めるように開発された）
佐藤さん→畑が荒らされていない。アコーディオンが使われる曲は限定されているので新しいジャンルがあまり開拓されていない。だからこの先どんどん新しいことが出来る。
今野さん→すべてにおいておいしいから、これといってあげられない
西方さん→バンドの中ではほとんど聞こえないが（「そんなことない」と梶浦さんからつっこみ有）バンドの音が弱くなった瞬間に、注目を浴びるところがおいしい
オバヲさん→パーカッションはメニューの多い居酒屋のよう。お客さんを驚かせる裏メニューもある
是永さん→どんどん前に出て暴れられる
強様→音楽のリズム、ピッチを支える
Jr.さん→「びよーん」というところ。「どーん」というころ。低音がカーペットのように広がっていくところがよい。
大平さん→曲を思い出さなくてもリハーサルに臨める
Remiさん→ヴォ―カリストは「言葉が使える」ところ。梶浦さん「すごい説得力！」
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