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2019年06月10日22:03

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写真感材の製造ライン復活はものすごく大変

既に他の方が書いて下さっていますが、フィルムの製造ラインの再開はものすごく大変なのは事実です。

大型サイズのフィルムが無い。とか望む印画紙が絶版になっている。
等の不満はありますが、欧州の感材メーカーに頼らざるを得ない状況を考えると歓迎すべきでしょう。
コダック(アメリカ)やイルフォード(イギリス)のフィルムが高くなり、富士の旧アクロスをしばらく愛用していました。使った感想はラフに現像してもネガのコントラストが高くなりすぎない。これは低コントラストで現像し高コントラストの印画紙でプリントする手法を取り続けた私にとって歓迎すべきフィルムでした。
そして旧ネオパンと比較しフィルムベースが丈夫でしっかりしている。これも好感触。
癖の無い扱いやすいフィルムでしたので暫く愛用していました。
製造中止の報を受け35ミリとブローニー数十本程買い込みましたがそれもそろそろ尽きかけたところ。
しかし世界を見ればフォマ(チェコ)やらADOX(ドイツ)やらMACO(現ローライ)ベルゲール(フランス)ケントメア(イギリス)・・・・写真感材メーカーは山ほどある。
富士フィルムが無くなれば他の物を使えばいいや。と割り切ってはいましたが
やはり嬉しいですね。

私の暗室 現状はフジのモノクロ中型機と写真に写っていないがLPLのモノクロ小型機のみ。
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これらはこの数年旧ネオパンアクロスで撮影し自分でプリントしたもの
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まだまだ沢山ありますが、スキャンするとオリジナルのプリントの質感が失われがっかりすることが多いので駄作の公開はこれくらいにしておきましょう

アナログプリントの魅力は音楽に例えると、電子楽器と旧来からの人の手で演奏する楽器の違いといったところでしょうか。
ごまかしが殆ど効かない難しさとか、ちょっとした工夫が大きな効果を得ることが出来たりしてそれがまた面白い。
欧米の写真愛好家のブログやホームページを見ているとアナログプリントは創造的なホビーとしての地位を得ているように見受けられるのですが、日本にはそれがない。
これは狭い住宅環境に由来するのでしょうかね。

秋には新築中の自宅が完成。ここには水洗設備と換気設備完備の個人が使うにしては贅沢すぎる四畳半の暗室があります。

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(完成予想図)
このカットのみイタリアの印刷機メーカー、ダースト社より転載

私が生きている間は楽しめそうなので一安心。






富士フイルム、「黒白フィルム」復活 ファンの声に応えて今秋発売
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=32&from=diary&id=5656857
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