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2019年06月08日10:33

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◎ 将棋で通算1434勝 ◎ 

「若さ」第490号
※ 四方山話 ※

◎ 将棋で通算1434勝 ◎

   将棋の羽生善治九段(48歳)は6月4日、東京・千駄ヶ谷の将棋会館で行われた王位戦挑戦者決定リーグ戦で永瀬拓矢叡王(26歳)に133手で勝ち、歴代単独1位となる公式戦通算1434勝を達成しました(負け数は591で勝率は70.8%)。

 これまでの通算勝ち数記録は、大山康晴十五世名人の1433勝で、これを27年振りに更新しました。
 通算勝数記録の3位は、 加藤一二三の1324勝。 4位は、谷川浩司の1318勝。 5位は、中原誠の1308勝です。 

 羽生九段は、昭和45年(1970)埼玉県所沢市生まれ、12歳でプロ棋士養成機関の奨励会に入り、昭和60年(1985)15歳で四段に昇段し、史上3人目の中学生棋士となりました。 
 平成元年(1989)12月、19歳で初タイトル「竜王」を獲得。
 平成19年(2007)史上最年少37歳で通算1000勝を獲得。
 平成29年(2017)12月、竜王戦七番勝負で渡辺明竜王を破り、「永世竜王」となり、史上初の「永世七冠」を達成。
 羽生九段は、平成時代30年間、通算タイトル獲得を99期としました。
 しかし、永瀬拓矢叡王(26歳)や豊島将之三冠(29歳)、藤井聡太七段(16歳)ら若手の躍進が著しく、昨年度の成績は29勝23敗で、昨年平成最後の竜王戦七番勝負で敗れて27年振りに無冠となっています。

 今回勝利した永瀬叡王との対戦成績も3勝7敗と大きく負け越していました(今回で4勝)。
 若手の台頭するなかで、研究熱心で未だ若い羽生善治九段には棋界のリーダーとして、タイトル獲得、記録の更新など一層の活躍が期待されています。

 平成30年2月には、囲碁の史上初七タイトル独占の井山裕太(当時28歳)と共に、史上初「永世七冠」達成の羽生善治(当時47歳)が国民栄誉賞を受けています(「若さ」第422号・参照)。

☂ 梅雨入りは何時 ☂

   梅雨は北海道と小笠原諸島を除く地域で曇りや雨の日が続く雨季の一種を指しています(朝鮮半島南部、中国南部の沿海部、台湾など東アジアの広範囲に及びます)。
 北太平洋を帯状に覆う太平洋(小笠原)高気圧が発達北上して、5月から6月には九州南部から四国にかけて梅雨前線が停滞し始めます。
 この梅雨前線の東方ではオホーツク海気団と小笠原気団のせめぎ合いとなりますが、双方の勢力が拮抗しているため、ほぼ同じ地域を南北にゆっくりと移動する停滞前線となります。
 双方共に海洋から大量の水蒸気を吸収した湿潤な空気であるために長期間に及び雨を降らせることになります。

 ただし、今年の大気の情況は、東西に長く伸びた梅雨前線が北上する形ではなく、数日おきに西からの高気圧が間に流れ込んで晴れる日もあることから、「梅雨入り」を判断するタイミングが難しいとされています。
 8月にもなってから過去の気圧配置や雨天の情況から梅雨入りの時期が解明されることになりそうです。 

 今年の梅雨は、奄美(5.114)、沖縄(5.16)、九州南部(5.31)で既に梅雨入りの情報が出されていました。
 昨6月7日(昨6月7日(金)に気象庁が、本日梅雨入りしたものと観られると発表したのが、東海、関東甲信、北陸、東北南部でした。
 一方、大雨や洪水注意報が出ている九州北部、四国、中国、近畿地方は(もう一度晴れ間が来るという予報で)梅雨入りは見送られています。 
 平年より5日早いという北陸、東北南部では、九州北部、四国より早い梅雨入りというのも稀なケースで、東北が九州より早く梅雨入りしたのは45年振りということです。
 更に今年は、冷夏や梅雨明けが遅れる(8月)といった観測もされています。

◆ 天災・地変のみならず ◆

   最も安全で信頼できる関係である筈の親子の間で殺し合いや、時代背景・生活環境が在るにしても高齢ドライバーによる暴走など死傷事故の多発などが毎日のように報じられています。 

 戦後70年に及ぶ平和ボケ、個人主義、無関心、不干渉、経済的ゆとり等から社会感覚の履き違いが大きな遠因と思えてなりません。
 今時「隣の叔父さんに叱られた」という子供はいないのでは?(躾で叱る親も少ないとか?)。

※ 今日は何の日 ※

8日 平成22年(2010) 94代目内閣総理大臣に管直人(民主、前鳩山)。

9日 平成23年(2011)沖縄の梅雨明け観測史上最も早い(平年は23日頃)。

10日 「時の記念日」 天智天皇10年(671)6月10日「始めて鐘鼓を動かす」との記録あり。

10日 昭和13年(1938) ソ連への引渡しが出来ず日本貨物船「地領丸」(ボロチャエベツを改名)として竣工。後の「宗谷」(長崎県 香焼島造船所)。

10日 昭和34年(1959) 国立西洋美術館開館(東京・上野)。松方幸次郎のコレクション(フランスから返還)を中心とする。ロダン、モネ等。

11日 昭和23年(1948) 「宗谷」第21次引揚業務(6/11小樽〜6/17函館)ソ連・カラフト真岡から(第11回目)898人を収容・引揚げ帰国。

12日 大正11年(1922) 21代目内閣総理大臣に加藤友三郎。

12日 昭和33年(1958) 57代目内閣総理大臣に岸信介(2次内閣・連続)。

12日 平成30年(2018)米国・トランプ大統領と北朝鮮・金正恩北朝鮮労働委員長(国務委員長)が、シンガポールで史上初の首脳会談。問題山積。

13日 大正13年(1924) 24代目内閣総理大臣に加藤高明(23代・清浦)。

13日 昭和23年(1948) 太宰治(38歳)玉川上水で山崎富栄と入水自殺。

14日 安永6年(1777) 米国・星条旗を制定(独立宣言の翌年)。大正3年(1914)五輪旗を制定(5大陸を表す、左から青、黄、黒、緑、赤)。

14日 平成20年(2008) 岩手・宮城内陸地震(死者13人、行方不明10人)。震度6強、M7.2。山崩れ、道路・橋梁の崩落。港湾・鉄道は無事。さらに7月には岩手県沿岸北部でM6.8の地震発生。

※ 季節の句 ※

             蛍見に  行かばやとおもふ  薄月夜     京極杞陽

             渓流の   春の光を     釣り上げし     辺見 弘

             青空や   玉ねぎを採る   孫の声         若さ

                                        以上・「若さ」第490号

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