米中経済戦争その後

　１日読売・朝日。中国、対米関税上げ。6.6兆円相当を最大25％に。25、20、10、５の４段階を適用し、さらに自動車部品等は対象外。

→　中国側の方が細かい。自国経済への悪影響を冷静に計算している印象がある。軍配はどちらに上がるのか？は分からないけど、中国側はこの問題の長期化を本格的に覚悟したんでしょうね。





　３日読売。中国は、貿易問題の白書で「対米交渉で譲歩せず」「米が理不尽な注文」と対決姿勢を鮮明にした。

→　他はともかく、知財問題での米国の注文はもっともだと思うけど。これだけはっきり言ってしまうと、習政権の間は譲歩出来ないでしょうね。つまり、トランプが折れない限り米中対立は長引く可能性が高い、と。





　５日読売。トランプ氏、英首相と会談しファーウェイ排除を迫った。

→　もうすぐ辞任することが決まっている人に迫っても... ただそれを言ったら、今回の国賓での英国訪問もそうだね。





　６日朝日。カナダ首相、中国の少数民族収容を批判し「（人権に関し）深く憂慮」と述べた。

　一方、中国はカナダの豚肉に対し検査を強化。

→　ファーウェイ幹部の拘束で、中・加の対立が深まる。カナダは酷いとばっちり。中国酷い。





　６日朝日・読売。中国、フォードの米中合弁会社に独禁法で罰金。関税への報復か。

→　真相不明だけれど、報復の疑いが濃い。ゲンナリ。





　８日朝日。「孔子学院」米安保の脅威？中国を警戒し次々と閉鎖。超党派のコンセンサス。

→　中国政府も、コントロールしようとせず、カネとヒトだけ出していれば歓迎され続けたかもしれないのにねぇ。秘密主義だったりコントロールしようとしたりする疑惑があるからねぇ。