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2019年06月07日14:21

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大航海時代とライム

大航海時代 まだビタミンの事が知られず また傷みやすい野菜などが船に積み込めず

ビタミンC不足で
壊血病に船員達がなり 大勢が悩まされた話は 有名な御話なのです


当時は原因不明の難病でした

これは牢獄の囚人 籠城中の人々などにも発生したそうで
病の原因を調べる医師たちは 余計混乱したとか・・

18世紀半ばにスコットランドの医師ジェイムズ・リンドが

偏った野菜不足の食事が原因と考えました

船乗りたちは 塩漬けの肉 保存の効く固いパンなどを
主食にしていました 飲み物はワインなどのお酒

リンド医師は 壊血患者に様々な食事を与えた処

柑橘類の果実の飲み物などが 病に効く事を発見しました

(まだ この時点では ビタミンは発見されてません)


酒好きの荒くれ者達が多い船員たちが 子供や女性が飲むような物は
なかなか受け入れてくれませんでしたが

粘り強い説得の結果
どうにか その話を受け入れてくれる船長たちが現れました


ジェイムズ・クック船長は柑橘類のライムを積み 

長い三年の航海の旅に出て無事に戻った処

壊血病で死んだのは 一人のみでした


そして英国海軍などは 長くその事実を受け入れる事は出来ずにいましたが

18世紀 ネルソン提督の時代にようやく受け入れられて

長期の航海の旅に出る船には ライムが積み込まれる事になりました
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