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2019年06月03日01:09

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エコライフ・フェア2019

代々木公園で開催されたエコライフフェアに行ってきました。
国内外の観光や物産のイベントとは異なり環境について考えようという一見堅そうなイベントですが、飲食や物販、ワークショップなどの体験型ブース、車の試乗など色々楽しめるイベントです。
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会場に到着してまずはエコカー試乗の予約。今回は乗用車で日産・リーフとホンダ・クラリティ、バスで都営のトヨタ・SORA燃料電池バスが出展していて、まずバスの予約をしたら、「乗用車も空いているのでバスを待つ間にいかがですか」と言われ、クラリティは昨年のこのイベントで乗ったことがあるので、リーフに試乗しました。
リーフといえば、初代は航続距離が短いという弱点がありましたが、新しい2代目ではこれが改善されました。
また、この手の電気自動車やプラグインハイブリッド車は自宅に充電設備がなければ使えないのではと思いましたが、最近は急速充電設備の整備が進められているのと、月額2000円で外の充電設備が使い放題というプランも登場したので、今まで自宅で充電できないから電気自動車を最初から諦めていた人も安心して乗れますと、日産の人が話していました。
その後はバスの発車時間までいくつかのブースを見て、交換して廃棄する看板を再生したベンチやバッグなどを展示している首都高のブース、ガソリンスタンドで給油中のガソリンが気化して空気中に無駄に放出されるのを抑える技術を採用した給油機のメーカーのブースなどを見ました。
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そして時間が来たので燃料電池バスに乗車。
昨年のこのイベントでは熊本の九州産交バスの在来車改造による電気バスが走っていましたが、今年は都営の燃料電池バスが走りました。
モーターのみでほとんど音がなく発車するので、ゆりかもめなど新交通システムのゴムタイヤ式車両やモノレールのような滑らかな加速です。そしてトヨタの車種ということになっていますが、さすがのトヨタもこのバス1車種だけのためにわざわざ専用の車体やシャーシを作るという面倒なことはしないようで、燃料電池のパワートレインはトヨタで製作し、シャーシや車体はグループの日野が共同開発で担当しているそうです。
バスは代々木公園の周囲を1周して帰ってきて、戻ってからアンケートに答えたらクリアファイルなど記念品がもらえました。
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その後は食事にしました。
エコをテーマにしたイベントということで、割り箸や使い捨て食器などは使っておらず、預り金100円で食器をレンタルする方式です(返却後に預り金も返金されます)。
メニューが色々あって迷いましたが、「生姜の店 空いろ」という店の豚生姜丼+トッピングの唐揚げを注文。
会場に入る前に芝生で新垣結衣系な人(相方は横澤夏子みたいでしたが)がシートを敷いて座って食べていたのでそこに行こうと思ってしまいましたが、すぐそばのテーブル席に余裕があったので結局そこで食べました。
食後はステージ横に展示してある車を色々見学。
まずは、いすゞ・エルフ改造の燃料電池トラックを見ました。燃料電池ユニットがキャビンと荷台の間にあり、車種や用途によってはこれが無駄なスペースになるかと思いますが、小型化や床下への移設といった課題は今後の技術革新で克服されることでしょう。
次いでヤマト運輸の三菱ふそう・eキャンターの配送トラックを見ました。
最近の三菱ふそうの車はバスもFUSOロゴをやたらと強調した「ふそうブラックベルト」というデザインになっていますが、新しいデザインを見慣れないせいかどうも違和感があります。
次いで、「こどもちゃれんじ」のキャラクターのしまじろうのキャンペーンカーを見ました。灯具類が完全に覆い隠されているので公道ではこのまま自走できないようですが、独特の窓形状からBMW・i3をベースにしているようです。
その隣には「TAJIMA 超小型モビリティ」と書かれた車が止まっていて、これはレーシングドライバーの「モンスター田嶋」こと田嶋伸博氏の会社「タジマEV」が製造した車とのことです。前席1人後席2人の3人乗りという独特のレイアウトでした。
これの他にも、モータースポーツ仕様や配送車仕様のEVや次世代交通機関として研究が進められている小型EVバスなど様々な車種の開発や、それらに自動運転技術などを盛り込むことも進めているようです。
また、会社所在地が板橋区坂下と書いてあり、どこだろうと思ったら仕事中にもよく前を通る中山道沿いのプジョーやシトロエンのディーラーの場所でした。そちらが親会社で新規事業として新たにEV製作の会社を設立したようですね。
EVなどを見終えた後は、地球環境カードゲーム、ソーラークッカー、牛乳パック再生の工作のブースなどを見ました。
ソーラークッカーは毎回このイベントで見ることができ、実演しているときには実際にその場で作ったポップコーンなどを試食させていますが、今回は曇りのため稼働していないようでした。
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次いで「成熟都市とオオカミ・研究会」のブースを見ました。
オオカミはかつて日本にも生息していましたが、明治時代終わり頃を最後に絶滅したと言われています。絶滅の原因には諸説ありますが、狂犬病が日本に持ち込まれてしまいニホンオオカミに感染が広がった、家畜を襲うからという人間の都合で害獣扱いされて駆逐されたとも言われています。そして、近年の鹿や猪の増加は天敵であるニホンオオカミの絶滅による生態系の破壊とも言われていて、それの対策の切り札として日本に再びオオカミを生息させて生態系を元通りに戻そうという研究をしているそうです。
ただ、再導入に伴う様々なリスクなどから反対の声も多いそうで、当然ながら慎重な議論と研究が必要でしょうね。
また、ここにオオカミの福笑いがあったのですが、完成品の一つが仕事中にたまに立ち寄る某コンビニの物凄く接客態度の悪いババアに見えて思わず笑って撮ってしまいました。ただ、問題のババアは顔以外は狼というよりは狼に捕食される黒豚のようですが・・・
次いでミツバチについて研究している工学院大学のブース、ペットボトルで作るアロマ加湿器のブースなどを見て、ミツバチの巣と実際にそこで採れた蜂蜜を見ることができました。
次いで国立環境研究所とJAXAの「人工衛星いぶきシリーズによる温室効果ガス観測」のブースを見ました。この10年間の温室効果ガス濃度の変化についての記録が公開されていて、国際会議でこのデータを提示しようとしているそうですが、自国都合でなかなか相手にしてくれない国が多いそうで(ハゲ隠しに必死な大統領のあの国とか、間抜けなくまのプーさんが国家主席のあの国などがやっぱりそうらしい)、最終的にはこのデータを受け入れざるを得ないのは明らかですが、いかに早くそういう国々に認めてもらうかが課題だそうです。
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その後は佐川急便のブースに寄ったら、トラックのペーパークラフトにお絵描きする「エコ絵画コンクール」が行われていて作品が展示されていました。
ここはぜひ私も参加して、「バーニラ♪バニラ♪求人」のトラックや、おかきの播磨屋の街宣車みたいなトラックを描いてしまいたいところですが、大顰蹙必至なので自粛しました。
次いで、JR東日本、小型家電リサイクル、宝酒造などのブースを見ました。JRのブースは子供向けに制服を着て記念撮影できたりもします。
その後は「日本の国立公園」のブースを見ました。ここでは国立公園に関する紹介が行われていたほか、いくつかの国立公園はバーチャルスコープで360度実際に足を運んだように見ることができます。私が到着したときに戸田恵梨香似の人(相方は男の娘ユーチューバーのぎんしゃむみたいでした)が歓声を上げていて、思わずどこが気に入ったのか聞いてみたかったですし、私もそれで情報共有して(以下略)
最後は洗剤メーカーのサラヤのブースでアンケートに答えて、参加賞で同社製品の洗剤を1本もらいました。

今回の日記、その他写真は、こちらにもアップしております。
https://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_vx/41304993.html
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