辺野古移設

新聞のコラムを読んでいたらあれっと思うことがあった。
　
辺野古への基地移転を断固として政府はやり抜く覚悟で、埋め立てまで強行していて、

沖縄住民の猛反対を呼んで対決中なのはよく知っていて、ossamaも沖縄の民意を全く

無視していることに怒りを感じている。

その移転について２００２年協定を取り交わす時点で、、なんとアメリア側から

ｊ本土に移転できないかと言ってきたというのだ。

そういう事実はあまり報道されていないので、殆どの人がしらないだろう。


沖縄では玉木知事が掛け声をかけ移転の是非を問う全島民投票を行い、

圧倒的に反対が多数を占め、島民の民意が改めて示されたにも関わらず、耳を貸そうとしない

その姿勢を記者は、あまねく日本国民が受けるべき民主主義が本土にだけあって

沖縄にはないかのようだと載せているが全くその通りと思わざるを得ないが、

政府は本土には基地移転を望む自治体がないと決め込み、そのようにアメリカに

説明して納得させているようだ。日本が有事の際に中国、北朝鮮からの防衛に

沖縄の基地が必要だと考えているようだ。


戦争中は兵隊の先頭に立たされ、島民の4分の一の人命が失われ、

南に追い詰められた女性たちが多数岸壁より投身自殺を強いられた沖縄。

繰り返す米軍機の墜落、米兵による性的暴行、日常的に悩まされる騒音障害のニュースには

暇がないが、日米地位協定の不平等さから日本の捜査に制限があるというおまけまであって

島民でもないossamaとしても沖縄だけが味わされる不平等に住民が怒、いら立つのが

良く分かるというものだ。

アメリカが申し出た移転を拒んでいるのは安倍内閣だ。

そりゃぁ日本の海に面する県のどこも積極的に手を挙げる所はないかもしれないが、

イージス艦は山口,秋田に配置したではないか。

政府が沖縄だけに押し付ける強引さでのぞむならば、本土内移転は、

住民の猛反対に合うこともないだろう。

日本を取り巻く海洋には、確かに不気味な存在として中国、ロシア」、北朝鮮があり

防衛の必要性は分かるが基地を沖縄から例えば山口に移したとしても、沖縄への

防衛にそれほど差が出るとは思えない。

それにアメリカの部隊のグァム移転だって、今はアメリカ議会のOKが取れていないから

どうなるかわからないが、アメリカが部隊を移転しても沖縄防衛に支障ないと考えている

ということもある。　

更に埋め立てにはかなりの改定ヘドロ除去が伴うようで、それを行った場あり

２兆円以上の予算が必要という試算があり、果たしてそれだけの金額を払ってまで

辺野古に移転させる必要があるだろうかと幹事長からも疑問の声が上がった位だ。

日本の予算の２％以上使って、海洋の自然破壊を伴う工事までして実施すべきかと

考えてみれば、　沖縄県の主張が全く理にかなっていると思う。

もう沖縄をいじめるのはいい加減にしようというのは、内地でも世論となってきている

はずだ。あまりの沖縄の差別に不感症でいられる人なんてそれほどいないと思うからだ。

今度の選挙で多数を、参院でも確保し憲法改正を目論む安倍自民党を追い落とすことが

まず一歩だと思う。