【カープ】伏兵？小窪の先制ホームラン。

広島５連勝ジョンソン投打に活躍、阪神岩田が初黒星
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小窪は、三年前の二十五年ぶりの優勝の影の立役者と言える。

小窪は、学生時代 から類い希なるキャプテンシーを持つ選手だった。前年の黒田、新井が加わりながらも４位に終わった年、チームを鼓舞し続けるキクマルは、ともすればチームから浮いた存在になっていた。久しぶりにチームに加わった新井も黒田も、どこか遠慮がちで、チームから距離があった。

そのバラバラのチームをまとめ上げたのが、当時、選手会長だった小窪である。この年の小窪は、勝負強い打撃で代打で活躍したが、彼の主戦場は、ダグアウトで有り、ベンチで有り、ベンチ裏であったのだ。松田オーナーから直々にお褒めの言葉を貰ったとの記事を今でも鮮明に覚えている。

今シーズンの小窪は、安倍の不調も有り、出番が増えている。ベテランらしい、しぶとい打撃でチームに貢献している。しかし、新井がいなくなったチームにとって必要なのはまとめ役。この役を彼が担う。これで、４連覇はぐっと近づくと考える。そして、彼に再びスポットが当たるのが嬉しい。

試合についてのコメントは一つ。点差があいたおかげでレグナルトから九里の継投。勝ち継投は一岡以外はお休み。明日はアドゥワ。先週の投球を、どう立て直しているか楽しみである。