おしん

中国でおしんは有名だったのは知っていたけど、１９９０年代にイランに住んでいた時、警察に呼ばれて
「おしんをどう思う？」
と質問された時は、目が点になった。
その時の私は、おしんを見たことがなく、以前、おしんを見ていた友人に、おしんの内容を聞いた時の答えをそのまま言ったのです。
「おしんだけが苦労をして、おしん以外の登場人物はほとんど無能のバカ、って設定らしいけど、そんな話は、面白くもなんともない。　そのドラマは、朝と昼にやっていて、普通の仕事をしている人間は、見る時間もない。」
と言って、印象を悪くしたのです。
インドでもおしんは有名で、Oshin 　という店名のビューティーパーラーもあったりして、　頻繁におしんの事を聞くようになった私は、
（もしかしたら、おしんを知らないっていうのは、国際人ではないのかも？）
と思ったのです。
そうしたら、インド人の友人が、中国旅行中に手に入れた海賊版のおしんのＤＶＤを訳して欲しい、と言ったので、　私も国際人になりたくて、一緒に全部見ました。

朝の連続ドラマ、　はじめて全部見た作品でした。

国際人になれた気分も味わいました。



中国でかつて視聴率８０％を記録したドラマは「なんと日本のドラマだった」＝中国メディア
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