5月26日(日)14時開演 新国立劇場
モーツァルト ドン・ジョヴァンニ
ドン・ジョヴァンニ ニコラ・ウリヴィエーリ
騎士長 妻屋秀和
レポレッロ ジョヴァンニ・フルラネット
ドンナ・アンナ マルゴー^ナ・ケルケジ
ドン・オッターヴィオ フアン・フランシスコ・ガテル
ドンナ・エルヴィーラ 脇園彩
マゼット 久保和範
ツェルリーナ 九嶋香奈枝
指揮 カーステン・ヤヌシュケ
東京フィルハーモニー交響楽団
なかなか楽しめた演奏だった。
妻屋と外国人歌手は錚々たるもので、安定した歌声を聴かせていた。
脇園は声量はあるものの、ガンバッテル感が強く、起伏のない歌となっていた。
反対に九嶋は、持ち味のかわいらしさがよく出ていた。
指揮のヤヌシュケは若いながらも要所をしっかりと締め、また歌手の邪魔をしない
指揮ぶりだった。この人は、終始立って指揮するので背中半から上が柵から飛び出す感じで
少々邪魔だった。
7年前にグヴィエチェンがタイトルロールを歌った本公演を観たが、演出は同じはずなのに
既視感があまりなかった。大道具は同じでも細かいところは変更したのだろう。
演奏といい演出といい満足できた公演であった。
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