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2019年05月25日20:45

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5月26日の誕生花・山葵(ワサビ)

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5月26日の誕生花と花言葉は、カーネーション(哀れな我が心よ)、ゼラニウム(尊敬と信頼・愛情)、オリーブ(平和・知恵)、茶純(愛・追憶)等々があります。 今回は、ワサビを取り上げます。花言葉は、「目覚め・うれし涙」です。

アブラナ科ワサビ属の日本原産の植物です。食用として、独特の強い刺激性のある香味を持ち、日本原産の香辛料として世界的にも有名になっています。本物のワサビは、山間の渓流の砂礫(されき)地に生え、高価なものですが、市販されているチューブ入りのもの等はセイヨウワサビでカナダ等々から輸入されています。
ワサビの歴史は『四条流包丁書(ほうちょうがき)』には、室町時代に酢と混ぜたわさび酢でコイの刺身を食べたと記されています。栽培の事に関しては、江戸時代駿河の有東木(うとうぎ)で始まりとされ、徳川家康が愛好し、門外不出の御法度(ごはっと)品として重用したそうです。『和漢三才図会』(1713)には、そばの薬味にワサビを使用していたと記載されています。。江戸 後期の1820年(文政3)頃に江戸のすし屋華屋与兵衛(はなやよへえ)がコハダやエビの握りずしにワサビを挟さむことを考案した事がすしとワサビの結びつきの始まりのようです。
ワサビの生産地といえば静岡県や長野県のイメージが強いかもしれませんが、かつては「東の静岡、西の匹見」と称されるほど島根県益田市匹見町はワサビの産地栽培が盛んな地域でした。最盛期は「青いダイヤ」と呼ばれ県内産の90%を占める年間約300トンの生産量があったと言われています。
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