mixiユーザー(id:14614525)

2019年05月24日16:18

305 view

法学部出身者として‥

神戸連続殺傷22年、父が手記
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5632535

「人の心身および財産を守る為に法律は存在する」と思う。しかし、少年法においては過去においては「女子高生コンクリート埋め殺人事件」の「元 少年」による再犯により、皮肉にも「法が人を守らずに、逆に傷つけた皮肉な結果」をだしている。

だからと言って、私は、この「つぶやき」にみられるように、加害者側の氏名や個人情報を公開して「死刑しろ!」と書き込まみしたり、事件の詳細やその残虐性を伝える輩は好きにはなれない。事件の残虐性やその猟奇性といった「事件詳細」は捜査関係者などの一部の法律に携わる専門家やその法律家を志す者だけが知っていればよいこと。「事件詳細」を明らかにすることは、被害者やその御遺族までも苦しめることになる。

ましてや、現代はSNSの普及により「指一本」で個人情報が引き出せる「おそろしい時代」である。

加害者側の家族も周囲との交流を絶たれて、孤立して自殺した事例もある。加害者側家族も「犯罪をだした社会の犠牲者」だと言える。

死刑執行だけでは、根本にある「社会による犯罪及び、殺人」は解決できない。むしろ、死刑は「合法の殺人行為」でしかない。

この事件に関して言うなれば、加害者側に明らかに「精神疾患」があることがうかがえる。今の日本の現状では「精神疾患がある=犯罪者及びその予備軍」という「偏見」があるのも事実だということも背景の一つと考えられる。

真に断罪されるのは、加害者の命ではなく、犯罪をだした社会そのもの。

とは、言え、現行法と感情論だけでこの事件の加害者を裁くことは困難‥「終身刑」は現行法ではないし、終身刑にしたところで「なぜ、このような加害者を我々の税金で死ぬまで、食べさせてゆくのか?」という声も多数あがることが考えられる。

「真の贖罪とは?」「更生とは?」を問いただす事件となっている。
3 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する