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2019年05月22日18:26

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水曜クビクビ日記561:レプリカズ


プエルトリコ。大企業バイオナイン社の研究所に勤務する科学者ウィリアム・フォスターは、人間の記憶や意識を脳から抽出しデータ化する技術を開発した。しかしこのデータを義体に転送することが難しく、実験は暗礁に乗り上げていた。ある週末、気分転換にボート旅行に行こうと考えたウィリアムは、愛妻モナと子供たち…思春期のソフィとマット、幼いゾーイをクルマに乗せ港へ向かう。が、途中大雨に遭遇しクルマが崖から転落してしまった。ウィリアムは運良く無傷であったが、家族は全員死亡という悲惨な結果。だがウィリアムは、その遺体を用いて極秘に脳からデータを取り出し、クローン体を作り出そうと計画する。社にも秘密裏に、自宅の地下に盗んだ機材を運びこみ、17日後、ついに家族の複製=レプリカを完成させたウィリアムだったが…


「レプリカズ」。

以下、345号が成功しなければネタバレする。

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キアヌ・リーブスのジャンル映画って、大当たりか大ハズレの両極端な気がするんです。本作はもち、ハズレの方(笑)。死んだ人間を甦らせる系映画に当たりって無いでしょ?「ペットセメタリー」がかろうじて鑑賞に耐え得る作品だったかなぁ。ラザロエフェクト、トランセンデンス、そしてフラットライナーズ…絶対ロクなことにはならないんだって!オチも映画の出来も!

しかし本作、バッドエンドが約束されているこのジャンルでまさかのハッピーエンディング。その強引な力技に呆れて笑ってしまうほどでした。
笑うといえば、ウィリアム=キアヌのツメの甘さ。17日間のアリバイ工作からゾーイ対策に至るまで、まるでなってない。あんた本当に科学者か?アクションもどうってことないし、唐突に勤務先が悪の組織になっちゃうのも卑怯だし、ストーリーはバカバカしいにも程があります。
でもまぁ、こんな酷い出来でも、「仕方ないか、キアヌだし」で許してあげようか。そのかわり、ジョン・ウィック3がつまんなかったら承知しねぇからな!
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