クロブチです。先日2019年5月18日土曜日・5月19日日曜日は、
毎年静岡県下田市で行われているイベント、
黒船祭(くろふねさい)に行ってきました。
5年前から自身の所属するバグパイプバンド、
プロイセン第1機甲合奏旅団が、このイベントに参加しており、
最終日の日曜日のみ、参加してきました。
しかし、最近は他のイベントで一緒に参加している伊豆出身の仲間と、
偶然にもこのイベントで会うようになり、
団体の枠組みを超えて交流するようになりました。
さすがに例年通い詰めていることもあり、街の地理にも詳しくなってきただけに、
新しい故郷になりつつあります。
また、実際のメインは土曜日に開催されることから、
今年はその全容を見て、イベント全体の意味を考えることにしました。
この調子で書くと記事が相当長くなりそうなので、
まずは土曜日のほうから記述したいと思います。
下田までは伊豆急行線の鈍行列車で向かうのですが、
これが実は昔、東急東横線で使っていた車両なのです。
長年乗りなれているだけに、いつもの東急線気分で伊豆を楽しめる、
素晴らしい時代になりました。
伊豆急下田駅に着くと駅から少し離れた丘、下田公園に向かいます。
ここで記念式典というものが行われます。
日米の来賓や、保安にかかわる自衛官を迎え、
歴史を振り返るとともに、お互いの友好を深める挨拶をします。
そのあとは、同じく市長や来賓を先頭に、街中をオープンカーで回る
まさに凱旋という感じの、公式パレードが行われます。
普段参加している、時代役者メインのパレードとは全く異なるコースで、
2.5kmもの長距離を、日米両国旗を振りながら歩くという、
とても日本とは思えないような光景が、繰り広げられます。
この公式パレードでは、地元の小中学校吹奏楽部や地元の吹奏楽団など、
主に下田市民をメインとしたメンバーにより構成されます。
こうしてみると、この下田市が街をあげて日米の友好に、
大きく寄与していることが良くわかります。
絶対に他所では見ることのできない演出に、とにかく驚きました。
この2つのメインイベントが終わると、あとは普通の祭りになります。
屋台が出るほか、ステージライブが繰り広げられるなど、さらには花火です。
これまで噂を聞いてきただけに、とても見ごたえのあるものでした。
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