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2019年05月18日10:39

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刀使ノ巫女 3話

はじめはスカイガールやストライクウイッチーズのような感じで
未知の化け物と戦う女の子というものかと思っていたが
実はキャラの個性で物語を引っ張り
また世界、組織の設定も奥深い作品となっている。

韓国の歴史ドラマをここ数年たくさん見てきたが
その世界の設定は王様を中心とした家臣たちの
私情をはさんだ人間ドラマで階級などが歴史どおりしっかりしており
そう言った壁を人々が苦難を重ねながら乗り越えてゆくパターンが多い。

現代社会でも
上司やクライアントの壁を越えて好き勝手には出来ない
決められたルールや人間関係のなか
自分のスキルと経験を駆使して仕事をこなし信頼や報酬や社会的地位
を得る。

そういう意味では
ここ3話までの展開は舞台背景を個性的なキャラを使って解りやすくとまではいかないが
説明している。

どうも
未知の化け物が人間界を荒らし
それを撃退するために
奇怪な日本刀をある特殊な能力を持つ者が
使用する事で撃退できるという構図になっている。

たいていは
毎回、新しい女の子が出てきて
化け物を退治するというストーリー展開になりがちだが
この刀使の巫女はそうではない。

特殊能力を持った者たちにも
組織があり上下関係がある。

時代劇でう王様にあたる女性
折紙 紫(おりがみ ゆかり)は
刀使の頂点で英雄として局長を務めており
大きな権力を持っている。

主人公の十条姫和(じゅうじょう ひより)
はこの圧倒的な英雄に刃を向け
玉砕され逃走中

それを手助けした衛藤 可奈美(えとう かなみ)

逃走中、二人の距離は近づき離れを繰り返し
追手との戦いでまた距離は近くなる。

精霊の守人も主人公のバルサとチャグムが
逃走中に色々な世界背景や人間関係を展開しながら
しだいに二人は同じ方向へとベクトルを向ける事になるが
それに近い。

3話ではまだまだストーリーの先っちょしか
見えてこないが、追手との戦闘シーンでも戦いの駆け引きが
奥深く設定してある事が覗える。

その組織についても
どうやら一本ではなく色々な考え方を持っている者が
現状のバランスを保っているようで
逃走中の二人を手助けする母校の学長やその後輩
の登場でなんとなくわかる。

現段階では
折紙紫は人間じゃない?という雰囲気を出している。
姫和がいきなり切りつけた事が謀反という事で
追い込みをかけられているが・・・
さてつづきはどうなるか?
3 10

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