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2019年05月15日08:28

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国民年金の収支

 国民年金の納付額と支給額について収支について計算してみよう。
 国民年金の保険料は月額 16,410円(2019年現在)だから、納付義務のある 20歳から 60歳まで 40年間納付すると納付総額は 7,876,800円になる。
 国民年金の支給額は年額 780,100円(2019年現在)だから、納付総額を支給される年額で割ると 10.097 になるので 10年強も受給すれば収支が合うことになる。
 では何歳から支給を受ければ 10年強になるかだが、日本人の平均寿命が 83.98歳(2016年時点)なので、それより 10年前の 73歳から支給を受ければ、平均寿命を全うすることで納付した額以上の年金を受け取れることになる。
 現状では 65歳から支給を受ける人が大半だろうから、その場合は 84歳になる直前まで 19年弱も支給を受けることになるので、納付した額の 2倍近く支給を受けることになる。
 国民年金には、加入期間中に障害を負った場合に支給される障害年金といった機能もあるので、そうした分を計算に入れると支給開始年齢を 75歳くらいにすると納付額と支給額がバランスしそうに思う。

納付額
https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/hokenryo/20150313-02.html
支給額
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/roureinenkin/jukyu-yoken/20150401-02.html

 国民年金を止めて個人年金保険に加入しようとした場合、支給開始年齢と支給金額を現在の国民年金相当に据え置いた場合、保険料は月額で 4万円程度になりそうだし、保険料と支給開始年齢を据え置いたばあいは支給額が 35万円くらいになりそうだ。
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