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2019年05月14日07:22

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グルメの部屋(737)広尾 アラジン  旬の白アスパラと鮑が絶品の広尾にあるジビエの名店

グルメの部屋(737)広尾 アラジン  旬の白アスパラと鮑が絶品の広尾にあるジビエの名店
フレンチ
住所: 東京都渋谷区恵比寿2-22-10 広尾リバーサイドG 1F 03-5420-0038
(評価)☆☆☆☆
(*評価基準:☆5=毎週行きたい/ ☆4=月1回は行きたい/ ☆3=年一回程度/ ☆2=もう行かなくても/ ☆1=絶対行きたくない)
*評価については、事前期待と事後評価にギヤップがある程(事後評価の方がいい場合)高くなるように☆を付けています。またシナリオを持っている店を評価しています
(コメント)
久々のワイン会に参加しました。今回は旬のホワイトアスパラとあわびが名物の本格的フレンチレストランでワインのマリアージュを楽しみました。参加者は5名でワイン三本持ち込み会費は22,000円でした。この店はオープンして25年、川崎 誠也シェフのジビエの名店です。場所は広尾駅から天現寺方面に7分程度歩きます。または渋谷駅から都バス59系統に乗って13分、広尾五丁目バス停からすぐ近くです。目黒川の橋を渡った直ぐの場所にあり、店内はアール・ヌーヴォーな凝った内装です。エントランスはガラスの庇がクラシックなヨーロピアンスタイル。夜は遠くからでもその暖かい灯が見え、店内に入ると家庭的な暖かい雰囲気に包まれており、インテリアはクラシックでもエレガント寄り。エンジのビロードのファブリックが全てを象徴しています。伝統的な造りが正統派の証しでもあり、室内には落ち着いた大人の空気が漂っています。久しぶりの川崎シェフのお料理にワインの先生の選んだワインとのマリアージュの宴です。料理は一見すると派手さを抑えたオーソドックスなお料理で、とくに奇をてらったアイデアがあるわけでもない特別な高級素材でもないですが、なんなのだろうこの美味しさは。胃に心に染みわたるようなしみじみとした料理でした。この対面にある最近話題の「オード」とは対照的なフレンチですが久しぶりに味わって改めてクラシカルなフレンチもいいなと思えました。最後に出て来て挨拶するシェフによれば、決してクラシックとは思っていないとのこと。
内容はワインは3本、フレンチにあわせ王道フランスワインを用意してありました。
2008 Pol Roger, Blanc de Blancs
2011 Puligny-Montrachet 1er Cru Clos de la Garenne, Paul Pernot
2003 Chateau Leoville-Barton, St.Julien
特にパーカーポイント96をとっているレオヴィル・バルトンの熟成ヴィンテージ2003
が美味しかったです。料理は以下の通りです。
・鮑とセップ茸のちりめんキャベツ/ 素材の味付けや旨味の出し方がすごい。鮑のプリプリ感が素晴らしく大き目の鮑はシェフに言わせると大サービスだそうです。またセップ茸をじゅわっと包み込むキャベツという何気な素材の、食感とにじみでる甘みです。
続く、売りは本日のメインの白アスパラ。安易な予想を遙かに上回るたっぷりとした具材もなんだか嬉しい。つぎの真鯛のポアレも白ワインにぴったりです。メインの肉は子牛のローストでした。切断面の色が均一かつ切っても肉汁が流出しない事は火入れが決まっている証。口に含めば、肉質はたいへんキメ細かく かつ風味は濃厚。子羊の旨味と香りが口中を満たして至福の刻です。
デザートは二種類で苺アイスとチョコムース的なアイスクリームで柔らかく絶品の一皿でした。また、サービスのみなさまも素晴らしく常にお客様目線での笑顔のおもてなしでした。ワインはお料理に合わせていただきましたがお料理はすべて味付けは濃くなく、素材の味を生かされていたものでした。
季節と、その料理の香りやイメージにマッチしたペアリングでした。約二時間の宴でした。

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