三セクへの道、かねぇ。

北が10月に運賃を改訂し、平均11.1%値上げするそうです。初乗りは170円から200円に上がるそうで、JR他社との横並び感は大分薄れる形になりますね。
しかしそれが問題かというと、自分はそこまで問題だとは思えません。というより、北の台所事情の厳しさ加減をさんざん見せつけられた後では、もはや横並びを強いるのには無理があると思わざるを得ないのです。

視点を変えれば、国鉄〜JRから第三セクターに転換された路線では初乗りが200円になっているところは珍しくありません。城北線なんか東海の子会社格のはずなのに初乗り230円です(笑
自分の意見としては、北は国や道の恒常的支援を受ける形態の第三セクターにするのが良いと考えるので、運賃がJR旅客各社の平均値を離れ、第三セクター各社に近い水準になったとしてもそれはむしろ想定の範囲内という感覚ですね。

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どちらかというと、自分としては、北の経営陣がこの値上げを黒字化のきっかけにすると発言している点が感心しません。黒字に出来たとしてもそこから国の援助額を引いたら結局大赤字な訳ですから見せかけの好成績に過ぎませんし、今までの態度を見ると、逆に黒字化を旗印に路線切り捨てを推し進めるのではないかという警戒感がありますね。

■ＪＲ北、３１年度黒字化目指す＝運賃上げ、再開発事業で−中長期計画
(時事通信社 - 04月09日 23:01)
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