５．０９

「ナミヤ雑貨店の奇跡」、「モモへの手紙」、「愛しの座敷童」を観る。

「ナミヤ・・・」は東野圭吾作品で、「愛しの・・・」は荻原浩の作品だが、「ナミヤ・・・」は他の東野作品とは毛色が違い、推理作品ではない。
廃業した雑貨屋が、シャッターを隔てて過去と現在に繋がり、そこに店主が行っていたボランティアの相談事が幾つかのエピソードとして描かれ、絡み合い、現在へと・・・。

「愛しの・・・」は、荻原浩の、如何にも荻原作品といえるハートウォーミングな物語の映像化で、「ナミヤ・・・」共々原作に忠実に描かれていて、原作を読んで感動した者にも全く違和感を感じさせない、観終わった後にほのぼのとした気分にさせてくれる作品ではある。

現実社会では、前を見ずして運転するお馬鹿さんの引き起こす事故で、なんともやりきれない気分にさせられているからね。
せめて映画の中くらいハッピーな物語にして欲しいよな。