連休初日、喜多方〜池田聡ぶらりひとり旅〜

連休初日は、関東いく途中、喜多方に立ち寄りました。
しだれ桜並木が見ごろで、たくさんの観光客でにぎわっていました。
でもまず喜多方着いたら、喜多方ラーメン。


美味しかった。私好みのあっさり系でした！！
ラーメンもいいけど、お酒もね。


本当は喜多方に一泊して、メチャさんと利き酒したかったんですが、
連休でホテルどこも空いてなかったんで、頑張って深夜の東北道ドライブ強行軍。

パパに甘酒、自分はメチャさんが選んでくれた弥右衛門をお土産にして、パパ喜んでくれるだろうなあ、とか、弥右衛門美味だろうなあと思うと、心ほかほか

そしてこの日のメインイベントは、FM喜多方での池田聡さんのライブ


FM喜多方のスタジオ前のロビーがライブ会場に大変身！！
サイドの階段も座席に早変わり。
時々天井から霧が散布されるとそこに照明が反射してキラキラするのがこの会場の演出の魅力です。

池田聡さんって、私実は全然知らないんです。
90年代は仕事と出産、難病の子と大学病院暮らしで全くポップス聞いてなかったのですが、ネッ友さんが良くこの方のライブ行くみたいだし、私も好きなアーティスト追っかけてると良くポスター目にするので、この機会に見てみようかなって思いました。
正直FM喜多方のCMで流れる「モノクロームヴィーナス」のサビ以外は、全然聞いたことない曲ばかりでしたが、自分の中で音楽の空白を埋めてる感じが心地良かったです。

とにかく、この方、ギターは上手いし、歌も素晴らしく上手いです。
その上足元のシーケンサー（ハモる君？！）で3度上3度下、裏声地声、自分が何人も歌ってる多重音声効果を見事に使いこなしてました。びっくりでした。
私、これ使ったライブみたのは、杉山清貴さんかな。彼は上のハモリだけのプログラムで、時々踏み忘れたりもして、あまり重要だと思えなかったですが、池田さんは完璧に使いこなしてて、すごかったです。
歌唱とギター双方に余裕がなければできないですね。普通は歌だけでいっぱいいっぱいだもん。
龍雲さんと同じで、歌詞ほとんど見てないので、暗譜してるから出来る芸当ですね。

伊勢正三さんと組んでたこともあるとかで、非常にもの静かで落ち着いた上品さが、大人の雰囲気を醸し出してて良い感じです。
池田さんの指弾きのギターは、竪琴を持ったギリシャ神話の美青年みたいなイメージで、静かに心地良い演奏に、会場みんな水を打ったように聞き惚れてました。
私は初めてみる池田さんのライブだったので、いつもこんな感じなのかなって思ってたのですが、

最後の曲「雪」だったかな。
池田さんが、「最後続けて3曲連続ポップなヒット曲やったのに手拍子が全くなくてこんな一体感ないライブにしたのは自分が悪いんですが・・・、モノクロームヴィーナスは爪が削れるほどこれでもかってくらい弾いたんですけど、誰もぴくりともしない；；」
とぼやかれて、みんな大爆笑！！
静かだった反動で「雪」は場内、大合唱でした！
アンコールも大歓声が上がり、大盛り上がり！！。
池田さん、いたく感激して、「良かった。良かった、最後はすごい一体感で終われました。また喜多方来ます！！」
終わってみれば、とっても面白いコンサートでした。