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2019年05月08日13:19

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がんばれ小杉湯!

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現存する昭和の銭湯。
高円寺の小杉湯は健在であった(喜)!
古い客に相談に乗ってほしいと乞われ、二十代の6年を過ごした街、高円寺に久々に降り立った。

自ら望んで風呂もない6畳一間の激安アパート(なにしろ隣近所の青空駐車場よりも家賃が安い!)に住みついた小生にとって、すぐ近くの小杉湯は実に有り難い存在、本当にお世話になったもの。

湯上りは、同じ路地沿いの今にも崩れ落ちそうな粗末な中華屋に入り浸り、カウンターの内側でいつも競馬新聞を広げてる店のオヤジ相手に、馬談義に花を咲かせたもの。
タコ入道のごとき風体だったオヤジも当時すでに不惑過ぎ。そんな場末の中華屋なんてとっくに潰れたろうと思いきや、こちらもなんと生き長らえておるではないか。
いたく感動。

まだ午前ゆえ門扉の閉まった小杉湯をしげしげと眺めつつ、ふと見ると、「朝湯始めます!」と書かれたチラシが入口に貼ってある。
おお、その意気や良し!
銭湯経営への逆風なんかに負けないでくれ。

こいつは、朝から風呂桶抱えて、電車で高円寺を再訪せずばなるまいて。

蛇足。
我が貧乏生活を楽しんだ、くだんのオンボロ安アパートまで健在であったとは。
2階の当時の我が部屋には、やはり自分によく似た貧乏な若者が住んでいるに違いない。
なんの飾り気もない不調法な玄関前ではあったが、確かにそこはかとなく生活臭がした。

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