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2019年05月05日16:36

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カルトde ブルーレイ!:第37回『スプリット』


「ケビン・ウェンデル・クラム!」
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女子高生のクレア、マルシア、ケイシーの3人が不気味な男に監禁された。男は彼女たちを地下室らしい部屋に放り込むが、その部屋に現れるたび雰囲気が違う。ある時は物腰の柔らかい女性、ある時は強迫神経症気味の男、ある時は9歳の男の子になっているのだ。…彼は解離性同一障害で、23の人格を持つ多重人格者だったのだ。本名は「ケビン」だが、人格内のリーダーは「デニス」というらしい。ケイシーは、9歳の少年「ヘドウィグ」の登場時に合わせて懐柔し、監禁部屋脱出を図るのだが…

「スプリット」。
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23の人格内で、新たな24番目の人格「ビースト」を呼び出すことが決まった。このビーストは、もはやヒトですらなく、不純な若者の肉をエサにすることがわかっている。そこで「デニス」は、チャラい女子高生を攫ってきたのである…という、シャマラン風ホラーサスペンス。過去に傷を持つケイシーの恐怖がクライマックスですが、まさかの大オチに愕然としました。
サイコスリラーと思いきや、スーパーヴィラン誕生映画だったとはね(笑)
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ケイシーちゃんの過去がフラッシュバックする意味がちゃんとあるのが面白いところ。やたら厚着だったり、ショットガンの扱いに長けていたりというのはこの回想シーンがあるゆえに納得がいきます。叔父というビーストと既に出会っているからこそ、「ビースト」に立ち向かえるんですよね。

それにしても、マカヴォイの演技は凄まじいな。たくさんの人格を演じわけるだけじゃなく、その変身スピードの速さが凄いんだよね。
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