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2019年05月05日00:21

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『いだてん』視聴を後回しにする理由

このところ、大河ドラマ『いだてん』をほとんどチェックしていない。
リアルタイムで目にしても、他の用事に気持ちがシフトしてしまうことが多いうえ、後で録画を見直すにしても、他のドラマを優先してしまう。

なぜか?

(1) 歴史番組などの再現映像のデラックス版という印象が強く、歴史の勉強をしているみたいで、ドラマ的な面白さが感じられない。

「ハムレット」みたいな内面描写が欲しいとは言わないが、せめて、生き別れになった兄が新宿で発見された(『なつぞら』)――くらいの、下世話な喜怒哀楽が欲しい。(現状でも皆無ではないと思われるが……)

(2) 明治の気風が濃厚な登場人物が多いが、長期デフレを経験した現代人には感情移入しづらい。私的な幸せより、日本を一等国にしたいという願望を優先する感覚は、現代人の心に響かない。

ただし、劣等国の悲哀みたいなものがもっと前面に出ていれば、印象は違ってくるのかもしれない。明治・大正期の日本は、現代人から見れば異国だと言えなくもないし、そういう視点で見れば、別の楽しみ方はあるのかもしれない。

――以上は、「なかなか見る気がおきない」あるいは「他のドラマを優先してしまう」理由のプチ分析・覚書。ドラマそのものの感想・分析ではありません。

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【追記】

(3) 近代オリンピック史、近代スポーツ史に興味・関心が持てない。

同じ文化史でも、天皇の料理番みたいな料理モノとか、小林一三と鉄道・百貨店・宝塚とか、石川啄木はダメ男だったみたいな話なら、もう少し興味を持てたのかもしれない。


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