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2019年05月04日18:40

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あの日加入した東映チャンネルの凄さを僕達はまだ知らない日記:第32回「真田幸村の謀略」

慶長15年…関ヶ原の戦いで勝利した徳川家康が名古屋城に滞在していた時。突如飛来した隕石のために城内は混乱状態に陥った。これに乗じて霧隠才蔵が寝室に忍びこみ家康の首を討ち取るが、彼が殺したのは影武者であった。翌朝、家康は悠々と城を後にし、才蔵らは服部半蔵率いる部隊に追われる羽目になる。そんな才蔵を救ったのは、猿飛佐助という不思議な青年だった。一方紀州の屋敷で蟄居生活を送っていたのは真田家当主・真田昌幸。その息子・幸村は、父に黙って従い屋敷でのんびりと日々を送っているようにみえて、実は腹心の部下・霧隠才蔵の帰りを待っていた。家康暗殺を命じたのは幸村だったのだ。

翌年、昌幸が亡くなり、才蔵は家康暗殺に失敗したことを激しく悔やむ。紀州の家を束ねることになった幸村は、家臣たちを上田に帰すことに決め、才蔵らと共に紀州に残るのだった。その頃二条城では、加藤清正がお膳立てした家康&豊臣秀頼の会見が開かれた。秀頼を単なるクソガキだと舐めてかかった家康は豊臣家を潰すことを決意、清正を始め、豊臣に手を貸しそうな人間たちを次々と抹殺していく。これに怒った幸村は、家康と再び戦うことを決意。幸村の命を受けた才蔵は各地を廻り、協力者集めに奔走する。才蔵が集めたのは、佐助のほかに腕力バカの海野、ヤク中の根津、武術僧の三好らクセ者揃い。幸村は彼らを巧みに使い、家康暗殺の謀略を巡らせていく…

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「真田幸村の謀略」。いわゆる真田十勇士ものの代表作。松方弘樹が幸村を好演し、十勇士のメンバーも豪華なキャスティングです。寺田農、火野正平、あおい輝彦、森田健作、ガッツ石松、岡本富士太、そして真田広之!彼らの楽しい共同生活も見どころです。謀略といえばカッコいいんだけど、幸村の暗殺計画っていわばテロ行為。つまり、テロリスト集団が政府転覆を企む映画なんですよね。

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作り手は大真面目でも、東映得意のトンデモ時代劇なのは間違いないです。いきなり隕石落下から始まるんだから。同じ十勇士もののカルト映画「真田風雲録」と隕石繋がりですね(笑)。
さらに、有名な「真田丸」…大阪城の前面で徳川を迎え撃つ小要塞ですけど、何と本作では空を飛びます!↓

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堤幸彦の「真田十勇士」の100倍面白かったよ!
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