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2019年05月04日18:31

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◎ 令和の時代へ ◎ 

「若さ」第485号
※ 四方山話 ※

◎ 令和の時代へ ◎

   平成から令和へ、新聞・テレビなど連日大きく詳しく多角的に報じられています。
 近隣諸国をはじめ多くの国から祝意が届けられているようです。
 世界でも珍しい「天皇」の存在は、日本の歴史や伝統に魅力と親しみを与えているものと思います。
 現実には、皇位の継承をはじめ幾多の議論がありますが、今大きな変革を求める意見はそれ程多くはないものと感じられます。
 ただ、国を挙げての慶事であり、沿道の旗の波は嬉しいことですが、川に飛び込むなど無意味な乱行や犯罪を企てる輩のあることは残念です。

 4月30日の平成天皇の譲位(退位)と5月1日の令和天皇の即位は、終日テレビ等で見ておりましたが、一番嬉しく明るい気持ちになったのは、雅子皇后の車中からの微笑みでした。 
 皇后として最初の一日で頑張られたものと思いますが、長い間病気がち(適応障害)だっただけに、健康第一で天皇と共に多忙な御公務を遂行されることを一国民としてお祈りしています。
      奉迎や  皇后の笑み  春の風     若さ

 譲位による退位は、実に202年ぶりの特例法による皇室典範に基づいて行われましたが、明治以降では天皇の崩御が即位の条件となっており(現在の皇室典範)、昭和64年(1989)1月7日に昭和天皇が崩御され、翌8日に平成天皇が即位されています。 

 今も鮮明に覚えておりますが、国家・国民にとって昭和天皇崩御が重大事で、即位された平成天皇のお言葉も悲しみと皇室の皆さんが喪服を着て行われていました。 
 今回の平成天皇の譲位による退位と令和天皇の即位は、明るく祝賀ムードに満ちたもので国民の大半は賛意を示したと思います。
 兎に角前例を知らない今回の退位と即位で、一介の国民としては、国旗を揚げることもなく、記念植樹とまではいきませんが、令和元年五月一日に黄色い薔薇の鉢植えを買って来ました(赤やピンクの薔薇はあるので)。 
 高さ30cmほどの小品ですが、名前は「万葉」と書いてあり、「令和天皇」即位の記念樹として大事に育てたいと思っています。

 新元号「令和」と「万葉集」については、4月6日「若さ」第481号で書いています。
 「令和」の出典は、「万葉集」の「梅花の歌三十二首」の序文にある「初春の令月にして、気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」からの引用です。     
 「梅花の歌三十二首」は、天平2年(730)の正月、太宰帥(長官)(現・福岡県太宰府市)の大伴旅人邸の梅園で山上憶良など約30人が集まって「梅花の宴」で詠まれた大伴旅人(665〜731)作とされています。
 なお、参考までに、大伴家持・オオトモノヤカモチ、養老2年(718)生まれは、旅人の実子で大宰府へも一緒に赴任しています。
 家持は、小倉百人一首で「中納言家持」として歌っており、万葉集を編纂しています。

☆ 10連休 ☆

   平成天皇の退位と令和天皇の即位を中心として、4月27日(土)から5月6日(月)までの10連休、如何お過ごしですか。
 当方、余り動きたくもないところですが、前半は農作業(小さな畑でも野菜植えの最盛期)に汗を流しました。 
 後半は、TXおおたかの森で3世帯7人の昼食会を行い、3日〜5日は、長女と次女の息子(7歳)が泊まりに来ました。

 今日・4日は孫が最も楽しみにしていた里山での“ザリガニ釣り”に興じました(6月には恒例のザリガニ釣大会があり、数百人が参加しています)。
 昼食後、朝ドラ(なつぞら)の再放送を見てから歩いて30分、里山の水路(葦の池)へ“ザリガニ釣り”に行って来ました。
 まだちょっと早いのか4〜5cmと小さいのですが、1時間余りでザリガニ、メダカ、オタマジャクシを各20尾ほどを釣る(捕る)ことが出来ました。

 記念写真?を撮って放流し、東屋でオヤツを食べてから遠雷に追われるようにして帰宅したのが、16時過ぎでした。
 本日の日程はこれにて終了、約10,000歩の休日でした(どうやら雨とならずに遠雷も聞こえなくなりました)。

※ 今日は何の日 ※

4日 昭和36年(1961) 「宗谷」第五次南極観測、東京帰港。

4日 「みどりの日」平成19年(2007)から制定(4/29昭和の日となり、移動)。

5日 「こどもの日」(端午の節句:古代中国から伝わる最初:端、のウマ:午)

5日 誕生日:森繁久彌(俳優、1913)、田中角栄(総理、1918)、オードリー・ヘプバーン(女優、1979)。「ラムネ」東京の実業家・千葉勝五郎が作った。レモン+砂糖+水。「レモネード」がなまって「ラムネ」となった。輸出用の「A玉」と「B玉」があり、後に主流になったのが「ビー玉」(壜に玉を入れてから飲み口を細くした)。

5日 平成25年(2013) 元巨人監督・長嶋茂雄(77歳)と巨人や米大リーグのヤンキースで活躍し24年末に引退した松井秀喜(38歳)が国民栄誉賞を受章。授賞式は引退セレモニーの会場でもある東京ドームで安倍晋三首相が出席して行われる。

6日 立夏・二十四節気の一つ、初めて夏の気配が現れる。

6日 明治24年(1891) 4代目内閣総理大臣に松方正義(伊藤、黒田、山縣)。

6日 平成28年(2016)北朝鮮・朝鮮労働党第7回党大会開催(36年ぶり)。金正恩第一書記が「朝鮮労働党委員長」に就任(9日)。

8日 慶長20年(1615) 大坂城・落城。大坂夏の陣が終結。豊臣秀頼自害。豊臣家滅亡する。

8日 平成3年(1991) 育児休業法成立。

9日 明治9年(1876) 上野公園開園式。明治天皇行幸。

9日 昭和49年(1974) 伊豆半島沖地震。M6.9、震度5(南伊豆)、津波12cm。死者・30人、負傷者・102人、家屋全壊・134棟。

10日 明治33年(1900) 皇太子嘉仁親王(後の大正天皇)の結婚式に在米日本人会から電気自動車が献上された。宮内庁が試運転中にブレーキがきかずお堀に落ちてお蔵入り、これが自動車事故・第1号。 民間では、明治35年(1902)フランスから輸入、三越が購入して運転免許第1号。

※ 季節の句 ※

              霜なくて   曇る八十八夜かな       正岡子規

              野遊びの   心たらへり  雲とあり     高浜年尾

               花咲きて  令和の門出  集ふ朝      若さ

                                          第485号 以上。   









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