あの日加入した東映チャンネルの凄さを僕達はまだ知らない日記：第29回「探偵はBARにいる 」

札幌、ススキノ…

ススキノを根城にしている〈探偵〉は、ある夜コンドウキョウコと名乗る女から依頼を受ける。弁護士・南に会い「去年の2月5日、カトウはどこに居たか」を訊いてほしいというのだ。ギャラ10万で引き受けた探偵だが、南の事務所からの帰り道、不気味な男たちに拉致られ雪の中に生き埋めにされてしまう。なんとか生き延びた探偵は、相棒・高田と共に南の周囲を探ることに…そして、暴力団・花岡組と繋がる右翼団体「則天道場」にたどり着く。則天道場は2年前の雑居ビル放火事件に関与していた。この放火事件で死亡したのがクラブママの近藤京子という女性だった。




「探偵はBARにいる」。




殺された実業家・霧島の事件と繋がっていく謎の女キョウコの依頼。真相を追う探偵が見たものとは…というハードボイルド。東直己のシリーズ2作目を映画化した作品。言わずと知れた大泉洋の主演です。



観るのは3回目ですが、やはり面白い。シリアスとユーモアの配分が絶妙で、高田の存在感を原作より増やしたのも正しい戦略。あー、ススキノにまた行きたいねぇ〜