キャバクラーメン

今日の現場（工事の）は
始めて訪れた町だ！

昼休みにどこの店に入ろうかとうろついてたら
「これはいかにも美味しそうな佇まいのラーメン屋」を見つけた！

黒を基調とした、デンとした面構えだ！

ここに決めた！

で、入ろうとした途端に中から
怒りモードの男が出て来た
中を見渡すとひるめしタイムと言うのに誰も客が居ない…

少し不安になったけど
とりあえずカウンター席についた

「ラーメンと餃子ちょうだい！」　
「あいよ！」
言うや否やすぐさまラーメンが出てきた！

なんや？この異様なスピードは？

はは〜んさてはさっき怒って出て行った客に食われるはずやったラーメンやな？
いわく付きの「訳ありラーメン」てことか？(笑)

と、思て見たらスープがなくなるほど伸びきっていた！(爆)

ひとくち食べてみたら
どう考えてみてもこれは「日清チキンラーメン（３時間放置）」である！

ただ、ワシは猛烈な空腹感にさいなまれてたし
今から他の店探す気力も無いので
諦めて黙々と食い始めたところに
店の姉ちゃんがガンガン話しかけてきた！
何故かミニスカートだ！

こいつ、ワシは食に専念したいのにうるさいやっちゃな…
などと思いながらも半分平らげた辺りで
姉ちゃんは「じゃあ失礼します」言うて立ち去り
今度は次の姉ちゃんが現れてペチャクチャペチャクチャ話しかけてきた！
ここはキャバクラか？木亥火暴


ははぁんなるほど、そのような巡り合わせでこのラーメンは伸びきっとるんやな？
ラーメンそっちのけで姉ちゃん相手にしてたらそうなるわな(笑)
さっき入れ違いになったおっさんも、きっとそこにキレたんやろな(笑)
てか、それでも怒らへんワシは一体なんなんや？
そこまで恐ろしいほどの空腹感なんてこの世にあるんか？(笑)

で…最後までその店のポリシーを見極められないまんま
令和一発目の夢は終わりました！

　　　　　　　　　　　　　終わり

あとがき
餃子はどないなっとんねん？(笑)