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2019年04月29日17:17

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2019年4月旅日記・ぎふ清流ハーフマラソン観戦記（その4・レース編後編）

－その3はこちら－

（ランナーたちを出迎えたゆるキャラたち）

選手たちのフィニッシュ写真を一通り映し終えて、僕はいったん競技場を離脱。
楽市楽座の屋台村を通って金華橋通りへ。金華橋通りでは選手たちがゴールの
競技場に向かって最後の頑張りを見せていた。僕はその様子を撮影した。

そして屋台村に向かいたこ焼きとビールを注文。たこ焼きはしょうゆ味をチョイス。
ソース味とは違ってあっさりとしてぺろりと平らげてビールも進んだ。
（あと写真には上げていないが焼きそばも食べた）

そして再び競技場内に戻るとハーフマラソンを走り終えたばかりの川内優輝選手が
Tシャツ姿でフィニッシュに向かう選手たちにハイタッチをしていた。しばらくして
高橋尚子さんや野口みずきさんもハーフマラソンを完走。そして休む間もなく
選手たちにハイタッチをしていた。僕は競技場のスタンドの最上階に行くと
高橋尚子ロードを走る選手が見えたのでその様子も撮影した。

そうこうしているうちに時刻は11時55分。レースの制限時間は正午までだが、
グロスタイムを考慮して12時05分がリミットタイムに設定していてその
リミットタイムまであと10分となった。続々と選手たちがフィニッシュする中で
高橋さんと野口さんはフィニッシュに向かう選手と一緒に走ってゴールに入った。

時刻はリミットタイムの12時05分を迎えた。何とかゴールしようと
する選手と一緒に高橋さんたちもエスコートして一緒にフィニッシュした。
そして最後の選手が競技場内に入り、高橋さんたちも一緒に並んで
フィニッシュした瞬間場内からは大きな拍手大歓声に包まれた。

しばらくして高橋さんと野口さんがスタンドの観衆に向かって今回の開催の
無事大成功への感謝の言葉を述べたが、その中で飛び入りで参加した
川内選手とのやり取りとなったが、その中で川内選手が結婚することが
高橋さんから告げられ、川内選手は照れながらも報告となったが、
相手は女子の部9位に入った水口侑子さんということで僕は本当に
ビックリしたが、場内からは大きな祝福の拍手大歓声に包まれた。

そして高橋さんの最後のあいさつとなったのだが、高橋さんは
突然声を詰まらせ目には大粒の涙が。実は高橋さん、恩師だった小出義雄氏が
開催4日前の4月24日に逝去。気丈に振舞ってきたのだが、
抑えきれずに号泣した。しかし高橋さんは笑顔で今回の大会での参加者や
観衆の笑顔を見ていて元気をもらったと話し、最後に空に向かって
「小出さん見てますか～！」と言うと場内のファンから温かい拍手大歓声
に包まれた。