昔、憲兵隊の宿舎に強盗に入った兵隊がいたそうな。

■警察署敷地内で車上荒らし＝窓ガラス割られバッグ盗難−静岡県警
(時事通信社 - 04月27日 19:01)
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旧帝国陸軍支那派遣軍にも当然憲兵隊はある。官舎のみならず宿舎も必要である。そこで中国人の民家を借り上げて民家として使っていた。それを知らずにある日本軍兵士が中国人の民家と思い込んで強盗に入った。もちろん中国人の民家に強盗に押し入ること自体軍法会議に値する重罪である。

押し入った兵士に銃を向けられた憲兵隊員は丸腰である。だがひるまずに怒鳴りつけた。
「貴様ここを何処だと思ってるんだ！ここは憲兵隊の宿舎だぞ！」

丸腰の憲兵隊員に対して、銃を構えている兵士は真っ青になってフリーズ。そして逮捕された。憲兵隊の取調室で凄まじい暴行が加えられたことは想像に難くない。

「何だって？お前憲兵隊に強盗に入ったんだって？」

ってな具合だろう。ここまで来るともはや笑い話である。