土曜ギリギリ日記351：名探偵コナン 紺青の拳

見た目は子供の名探偵、工藤新一＝江戸川コナンが、怪盗キッドに拉致られて何故かシンガポールへ。現地の空手大会観戦にやってきていた蘭たちと共に、ブルーサファイアに絡む殺人事件やテロ事件に巻き込まれる…という「名探偵コナン 紺青の拳」を観た。

以下、ネタバレはいつも一つ！




初めに断っておきますが、私はコナンファンではありません。テレビシリーズも観たのは数話のみ、漫画は第1巻をパラパラとめくった程度、劇場版に至っては息子の付き添いで観た「天空の難破船」https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1501931936&owner_id=2940502以来だから9年ぶりという人間です。今回も、全く観る気はなかったのですが、1時30分から4時00分までという空き時間で観られるものがなくて、いわば「仕方なく」劇場に行った次第。

で、感想ですけど。

…一度でいいから泊まってみたい、憧れのマリーナベイサンズ。

に尽きるかなと。

ストーリーはもうゴチャゴチャしまくりで、わけ解りません。キッドを殺人と絡ませる理由からして混乱の極み。殺されちゃう秘書の心変わりも全く理解不能。ラストに至るまで殺人事件についてはコナンの推測だけで描かれていて、冷静に考えたらおかしな点ばかりです。
しかし、国民的アニメにそんな点をツッコむのは野暮なんで、何も言いません。失笑もののおんぶファイト、アニメとは言え、あまりにあまりなクライマックス。肝心のアクション面でも全く楽しめませんでした。ファンのひとたち、ごめんね。でも、この映画で楽しんだ人は、「あぶない刑事フォーエバー」を観てください。五倍面白いから。さらに「東京湾炎上」も観てください。十倍楽しめるから。

以上、部外者の戯言でした。