《ボロ雑巾の様に》《ボロ雑巾度合い加速》《続・シャッチョーさん》《ブロガー》《そんで宣言！》

《ボロ雑巾の様に》

…なんていう表現は古くからあるが、今がその状況かな？

塗料調色（ちょうちょく）でも、牛丼屋でも経験した疲れ方だが、ここもここで凄い事…。
ここ最近の労働時間は休暇抜きの07：00〜22：00くらい。日曜日だけ、辛うじて08：00〜12：00なのが救い。

さすがに日記どころじゃないよね。

シナリオの進み具合も分からなくなってしまった。確かさとちゃんやﾕｯﾁｬﾝが出てくるかどうか部分だとは思ったけど。

こんな状況は推測でゴールデンウィーク終了まで続きそうだ。
ちなみに我ら従業員は『ゴールデンワーク』と呼称している。
嫌な響きだな。


《ボロ雑巾度合い加速》

俺の持ち場が惨劇となっているのは結構伝えているが、詳細は端折っていたかと。
伝えた事でこれを読む方に意味なんか無いが、それでも知って損はないだろう。
『ああ、これは業種の底辺なのかも知れない』
とか思って頂ければ幸いだ。

まず、7名編成の部門だが、俺ともう一人を除いて総入れ替え状態。みんな逃げた、辞めた。その数15名！
今や当時のリーダーの全ても消えてしまい（原因となるボスザルは健在。でも、引きずり落として他の部門へぶっ飛ばした）

現場の経験年数は以下の通り。
ミヤ：約4年と5カ月/行動力抜群、技能ピカイチ、ボスザルに汚染されて喧嘩っ早くなった。

俺：約4年と4カ月/全員の教育役。教育する気はないが全員来てしまう。普段は鼻くそほじるような気合の無い仕事ぶり。

テツ：約2年と半年/寡黙な人物でKY野郎という話。でも俺はもっとKY野郎なので問題無し。回答の無い質問をしては困らせていたりする。

サルE：約1年と8カ月/入社より20年オーバーの立場でありながら永遠のルーキー。未だにどこの作業手順も理解していない天然勝ち組。

静岡育ち：約4カ月/穏やかな年配者だが穏やか過ぎて作業推進力においてはまだまだ未熟。表面からでは観る事の出来ない我の強さあるようで、自分に執着し、結果的に協調性に乏しい印象。

エリートビジネスマン：約1カ月/きっと職種を間違えた雰囲気の人物。人当たりがよく人気もあり、社交的だがこの現場には向いていない。そういった悲運を地で行く存在。俺も人の事は言えんが、社会勉強を怠るとろくな人生が待っていないものである。もちろん、職場においてはまだまだ未熟。

ナカさん：約2週間/人員補充の苦肉の策で他の倉庫から強制転送された不幸の主人公。見るからに人間不信のイメージにまみれているが、彼からみれば新人だった頃の俺を知っている唯一の知人とあるためか、色々と疑問を投げ掛けてくれる。…が、やはり現場の忙しさは元の倉庫の比較ではなく、その疲労からか単なる不運か、ついこの前事故ったらしく、早くも連休突入中…。


という、関係者全員の簡単な説明。
ざっくりは、まがりなりにも動ける人間が3人、新人3人、サル1匹という構成なのだが、新人の動きに早さを求める事は出来ないため、これだけで残業3時間増しの状況。
そこに異例の繁忙ぶりと年号変化による限定商品の導入なんかもあって、元気な阿鼻叫喚が現場を賑わせているものだ。

手があと８本くらい欲しい。

こんなんで給料据え置きだから、ヤッテランネー。


《続・シャッチョーさん》

紹介を受けた会長さんの説明を頼りに、退職した元リーダーと共に社長さんの引率で現場巡り。
さすがは定年退職者が作業に取り組む現場だけあって、誰でも出来る業務という事は判った。
ただ、この依頼を受ければ目の前の社長さんをどけてしまう行為になると考えると、これまた考えてしまう。
ビジネスの世界でこの考えは最も持ってはいけない事なのだろうが、この社長さん、とてもいい人なんだ。
どうしたものか。
税金の仕組みを勉強しつつ、そんな事を考える。


《ブロガー》

っていうの？
アンケートでせっせと小遣い稼ぎしてたらとんでもない出逢いがあった。
脱サラでアフィリエイトとなり、初めの半年報酬が38円だったのが、4年後の今では数千万の稼ぎを実現している人物だ。

こう言ってはなんだが、今までもそういった業種の案内は無数にあったが、これでも文書きなので、3行も読めば内容の信憑性なんてものはすぐに理解できる。

この人の場合はそれが無く、納得のいく説明…というよりは物事の流れ。自分だけの成功例ではない、他のツールを活用した多角的な説明と実演等があり、思わず見入ってしまった。

そんでついつい、変わりようのない現実とあって欲しかった理想が交差し、様々な分野で気にする事も無かった返信メールとやらに書き込んだわけだが、まさかの反応があって驚いたわけだ。
読まなければ絶対に分かる筈も無い回答が記され、まさに俺宛に返信されている定型文ではない回答。
『全員に送っているわけではないですよ』
という一文が、その後の話を伺うと必然的に理解できる。

本日、全てのやり取りが終了し、YouTube越しに俺専用の動画を製作して頂き（ちゃんと俺の名前が呼ばれ、メールの内容に触れている…！）、この後スタートされるプランの案内なんかも送って頂いたわけだが、そこはビジネス。ちゃんとお金は取られる。
その金額、３６万…！

でも、証拠となる教育実績を見れば、彼のスタートプランは毎月１０万円収入の実績からとあるように、まず１０万は固い（彼いわく、１０万が取れないわけがない。そして理に叶っている）ので、時間さえあれば簡単に返せるものなのだ。
これまで厳選した約300人のうち、現在９７人が月１０万以上を稼ぎ続け、中には数百万クラスも存在（今度、その人から無料レクチャーを受ける…かも）する。

俺は思うんだ。
お金は欲しいが、欲しいのはお金じゃないんだよね。
時間なんだよね。
って。

その時間っていうのは絶対に買う事は出来ないんだけど、誰にも平等に与えられた２４時間である事には変わりがなくて、その時間を自在に操るツールがお金って話なんだよね。

でもね…。

明日中にはお断りの返信するけど、その理由が『お金無い！』っていうのは恥ずかしい限りだ。
習えば数カ月でお釣りが返ってくる８カ月自由型セミナー。そのスタートが出来ないというのはもどかしいものだ。

ともあれ、１円２円を拾い集めるアンケートの中にとんでもない出逢いがあったというお話。


《そんで宣言！》

せっかくスゲェ出逢いがあって、１対１の８カ月セミナーこそ受けられないモノの、彼の動画説明による最低限必要なブログの土台構築を学べたことはこの上ない収穫だ。
というか、この時点で普通は金銭が発生すると思われるが、そうしない理由は『さすがはプロ』としか言えないと思う。

動画中にも何度も言葉にしていたが、『やりたいけどやり方が分からない』とあり、俺もそんな一人だったんだ。って感じだ。

あとは『やる』か『やらない』だけ。
その全てで先が変化する。…頷ける。

人生３人目の憧れの人に出逢ったな。
１人目は志村けん。
２人目がさくらももこ。
そして今回の人物…。

とりあえずブログとやらを発信しようと思う。遅くとも夏までに。
顧客になるかどうかも分からない俺なんかに個人動画を上げるこの人に対する感謝をいつかしたい。
遠回りになるだろうが、初めは収益を月一万目標としよう。

そんなわけで、まずはパソコン購入だ。
んー、この金すら無いので、人生初、頭下げて親から借りよう。
返済は都合良く舞い込んだ、請負仕事のバイトだ。
履歴書も要らない日雇いというから、休暇を利用すれば問題無いだろう。返済のメドは立つ。

レンタルサーバーにも契約するが、これまでクレジットカードを持たない性分だったので、こっちの勉強が先か？

記事に関しては問題無いだろう。書く事は好きだし。思ったままを書けばそれでいいわけだし。でも、NGワードには気を付けなければ。

やる事が多いなぁ。

でも、それ以上にワクワクするなぁ！


《あとがき》

理想の未来とは案外難しい話なのかもしれない。
それは何かしらに追われる日常が自分の『自分らしさ』を忘れ掛けさせるからだと思う。

やりたい事はある、と、誰もが言うが、いざ内容を聞けば、明確な答えが返ってくる事はあまりない。

それもまた時間に追われ、日々を過ごす事に精一杯になってしまっているからだ。

今回の出逢いはかつての俺を発掘する原因となった。
小説家を目指し、胸を張って周囲に言う事ができ、そんな俺に憧れて人が集った『あの頃』のワクワク感を思い出した。

先の現実が成功しているかどうかなんてものは誰にも分からない。
でも、やる価値は充分にあり、やって後悔するリスクが無い事は過去の自分が経験済みである。
少なくとも、その先の糧にはなる。

金ではない、ビジネスでもない。
欲しいのは時間だ。
そこに金が必要な話であり、ビジネスはその後の自分への挑戦なんだろう。
そうする事でサイクルが完成し、本当の意味で人を知る事が出来るきっかけになるんだと思う。

自分の為に頑張ろう！
ほんと、２０年ぶりに思ったな。こんな事。


それはそうと、…シナリオ書きたい。