…正午まで、アルバイト。その足で、国立映画アーカイブへ。
午後1時、深作欣二監督の「狼と豚と人間」を。
午後4時、同じく深作欣二監督の「脅迫 ( おどし ) 」を観てまいりました。
☆「狼と豚と人間」(1964)監督 深作欣二 出演 高倉健、三國連太郎、北大路欣也、江原眞二郎、石橋蓮司、中原早苗、志麻ひろ子、岡崎二朗、泗水誠一、越前谷誠二、沢彰謙
『深作欣二が佐藤純彌とともに脚本を書いた作品で、東京オリンピックを目前に控えた8月に公開された。
悪臭の染みついたスラムを舞台に、そこで生まれ育った3兄弟が、強奪した金をめぐり凄惨な争いを繰り広げる。
深作は罵声と悲鳴と銃声の中で、経済成長に取り残された持たざる者たちの抵抗を描き出している。』
…なんだか、やたらと暑苦しい映画だったなぁ。(笑)
登場人物がみんな、めったやたらと喚き散らす演出に、少々辟易してしまいました。
ちょっと鬱陶しい映画でした。あんま、好きじゃないッス。
☆「脅迫 ( おどし ) 」(1966)監督 深作欣二 出演 三國連太郎、春川ますみ、西村晃、室田日出男、保積ペペ、三津田健、田中邦衛、内田良平、中原早苗
『会社員・三沢の家に、誘拐した赤ん坊を連れて二人組の脱獄犯が居座る。三沢は、協力を強要する脱獄犯に打ち勝ち、人質に取られた妻子の信頼を取り戻すことができるのか。
深作欣二が初めて平凡な市民を主人公にした作品。ノワールな画面と並走する富田勲の音楽、東京ロケの臨場感、クライマックスの駆け引きとアクションなど、見どころ満載。』
…邦画には珍しいタイプのサスペンス映画なんじゃないか知らん。
とてもオモシロイと思いました。…惜しむらくは、全体に演出があか抜けない。まぁ、でも、その辺りは仕方ないかな。
こっち方面の作品、東映さん、もっと作ってもらいたかったなぁ。
ログインしてコメントを確認・投稿する