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2019年04月24日10:45

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4カ月後に南海トラフ地震発生か!?

【フィリピンでM6.1地震】4カ月後に南海トラフ地震発生か!? 台湾地震から”1年以内の法則”発動…大地震に備えよ!
https://tocana.jp/2019/04/post_93595_entry.html

22日、フィリピン・ルソン島でM6.1の地震が発生。同島のパンパンガ州で8名が死亡した。先週18日には台湾・花蓮でM6.4の地震があったばかりだが、地震多発地域リング・オブ・ファイア(環太平洋造山帯)が活発化しているのだろうか? だとすれば日本にとっても他人事ではない。

【フィリピンでM6.1地震】4カ月後に南海トラフ地震発生か!? 台湾地震から1年以内の法則発動…大地震に備えよ!の画像2
画像は、『南海トラフから台湾東部沖までの広域におけるサイスモテクトニクス』(徐紀人)から引用

 花蓮がある台湾東部には南海トラフにつながる琉球海溝が走っている。どちらもフィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈み込んでいるプレート境界である。今回の地震で被害が大きかったパンパンガ州の西には、琉球海溝に連なるルソン海溝が横たわっているため、花蓮地震と連動していた可能性もあるだろう。

 すると、フィリピン海プレートとの関連性から次に地震の恐れがありそうなのは、「南海トラフ」と言えそうだ。地震研究家の百瀬直也氏も、台湾で地震が起こると特に西日本で1年以内に大地震が続くという「台湾―西日本地震連鎖の法則」が存在すると指摘している。2018年2月の花蓮地震から4カ月後の6月にはM6の大阪府北部地震が起こったことを考えると、2019年4月18日の花蓮地震、22日のフィリピンでの地震に続き、4カ月後近くに日本で大地震が発生する可能性は否定できない。

以下、百瀬直也氏の昨年の記事を再掲する。

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 2月6日(日本時間7日)に台湾東部で発生した花蓮地震(M6.4)では、建物倒壊などにより17人が命を落とすなど深刻な被害が出ている。今後は、台湾と同じくフィリピン海プレートが沈み込む日本列島でも大地震が起きると警告する地震学者も少なくない。
【フィリピンでM6.1地震】4カ月後に南海トラフ地震発生か!? 台湾地震から1年以内の法則発動…大地震に備えよ!の画像3画像は「ANNnewsCH」より引用.

 そんな中、筆者はある驚くべき法則を発見してしまった。台湾で大きな地震が起きた後は、約1年以内に西日本を大地震が襲うケースが非常に多いのだ。今回は大至急、「台湾―西日本地震連鎖の法則」をお伝えする。


■恐怖! 2月の台湾地震と南海トラフ巨大地震は発生メカニズムが同じ

 日本と台湾の地理的共通点は、どちらも「リング・オブ・ファイア(環太平洋火山帯)」上に位置することだが、ともにフィリピン海プレートが沈み込んでいる点も共通している。関東以西では、フィリピン海プレートが北側のアムールプレート(旧概念ではユーラシアプレート)の下に沈み込むが、それをわかりやすく示した図を紹介しよう。気象庁気象研究所地震津波研究部の弘瀬冬樹氏が公開しているものだ。


このように、両プレートの境界は九州・四国・紀伊半島などの南沖に位置しているのだが、実際は図の赤線で示されるように、フィリピン海スラブ(※)は九州や中国地方の中央部分、さらに近畿地方では日本海まで達するほど遠くまで沈み込んでいることがわかる。つまり、フィリピン海プレートが活発化している時、赤線で示された地点まで影響を受ける場合もあることになる。また、東に目を向ければ同プレートは茨城県の地中まで達しているため、この付近で多発する地震の多くも、やはりプレート活動が大きく影響しているのだ。

■快挙! 「台湾―西日本地震連鎖の法則」を発見
【フィリピンでM6.1地震】4カ月後に南海トラフ地震発生か!? 台湾地震から1年以内の法則発動…大地震に備えよ!の画像5イメージ画像:「Thinkstock」より.

 以上を踏まえ、武蔵野学院大特任教授・島村英紀氏は、「台湾の地震は日本で起きる地震のタイプとまったく同じで、言ってみれば兄弟分のようなものです。現段階で学問的には証明されていないが、フィリピン海プレートで起きた大地震のため、日本全体に与える影響は少なくない。やはり、中でも南海トラフでの地震が心配です」(週刊実話、2018年3月1日号)と語る。

 そこで筆者は、台湾と同じくフィリピン海プレートが沈み込む西日本では、同時期に大地震が起きているケースが多いのではないかと推測し、過去の地震発生データを解析してみた。すると、台湾で大地震が起きると1年以内に西日本でも大地震が続く傾向にあることがわかった。しかもその逆、つまり西日本→台湾のケースも存在するとはいえ、台湾→西日本というパターンの方がずっと多いようなのだ。以下に、20世紀以降で台湾→西日本と大地震(フィリピン海プレート上)が連鎖した22の例を紹介する。

・ 1904年11月6日:雲林斗六地震(M6.1、西部内陸)、死者145人。
→1905年6月2日:芸予地震(M7.2、瀬戸内海・安芸灘)、死者11人。
・ 1908年1月11日:花蓮(M7.3)、死者2人。
→1909年3月13日:房総半島沖(M7.5)。
・ 1909年4月15日:台北(M7.3、北部)、死者9人。
→1909年8月14日:姉川地震(M6.8、滋賀県内陸)、死者41人。
・ 1910年4月12日:台湾基隆沖(M8.3、北部)。
→1911年6月15日:喜界島地震(M8.0、鹿児島県喜界島沖)、死者12人。
・ 1916年11月15日:台中・南投地震(M6.8、中部内陸)、死者16人。
→1916年11月26日:明石付近(M6.1)、死者1人。
・ 1917年1月5日:台湾中部(M6.2)、死者54人。
→1917年5月18日:静岡付近(M6.0)、死者2人。
・ 1920年6月5日:花蓮(M8.3)、死者5人。
→1921年12月8日:龍ヶ崎地震(M7.0、千葉県北部)。
・ 1922年9月2日:花蓮(M7.6)、死者5人。
→1922年12月8日:島原地震(M6.9、長崎県橘湾)。
・ 1935年4月21日:新竹・台中地震(M7.1、北部)、死者3,276人。
→1935年7月11日:静岡地震(M6.4)、死者9人。
・ 1946年12月5日:台南新化地震(M6.1、南部内陸)、死者74人。
→1946年12月21日:昭和南海地震(M8.0)、死者・行方不明者1,443人。
・ 1951年11月25日:花蓮台東地震(M7.3、東部内陸)、死者17人。
→1952年7月18日:吉野地震(M6.7)、死者9人。
・ 1957年2月24日:花蓮地震(M7.3、東部内陸)、死者11人。
→1958年3月11日:石垣島近海(M7.2)、死者2人。
・ 1964年1月18日:台南白河地震(M7.0、南部内陸)、死者106人。
→1965年4月20日:静岡地震(M6.1)、死者2人。
・ 1966年3月13日:花蓮沖(M7.5)、死者2人。
→1966年3月13日:与那国島近海(M7.3)、死者2人。
・ 1967年10月25日:宜蘭(M6.1、北部内陸)、死者2人。
→1968年4月1日:日向灘地震(M7.5)、死者1人。
・ 1972年1月25日:台東(M7.3、東部)、死者1人。
→1972年12月4日:八丈島東方沖地震(M7.2)。
・ 1986年11月15日:花蓮沖(M6.8)、死者13人。
→1987年3月18日:日向灘(M6.6)、死者1人。
・ 1994年9月16日:台湾海峡(M6.8)。
→1995年1月17日:兵庫県南部地震(M7.3)、死者・行方不明者6,437人。
・ 1999年9月21日:921大地震(M7.7、中部内陸)、死者2,415人。
→2000年3月28日:硫黄島近海(M7.9)。
・ 2009年12月19日:花蓮(M6.8)。
→2010年2月27日:沖縄本島近海(M7.2)。
・ 2016年2月6日:台湾南部地震(M6.6)、死者117人。
→2016年4月16日:熊本地震(M7.3)、死者204人。
・ 2018年2月6日:花蓮地震(M6.4)、死者17人。
→2018年6月18日:大阪府北部地震(M6.1)、死者6人

 1966年は、なんとM7クラスの地震が台湾と与那国島という近距離で同日に発生している。このように、台湾で大きな地震が起きた場合、その直後〜1年程度は西日本での大地震に警戒しなければならない。筆者は、これを「台湾―西日本地震連鎖の法則」と命名したい。

 そして先月、台湾で大地震が起きてしまった現状もっとも危惧すべきは、やはり1946年と同じく「南海トラフ巨大地震」の発生が続く事態だろう。過去の記事でも紹介しているが、南海トラフ地震の発生時期には“偏り”があることがわかっている。それは以下の2つだ。

・ すべて7月〜2月にかけて起きている。
・ すべて黒潮の直進期(大蛇行が起きていない期間)に起きている。

 では、現在の黒潮の状態はどうかというと、昨年秋に12年ぶりとなる大蛇行が発生し、現在も続行している。そのため、南海トラフ地震の発生条件は成立しないことになるが、では大蛇行がいつ終わるのかというと、まったく予測できないようだ。もしも数カ月後に大蛇行が終わって直進期に戻った場合、今年7月〜来年2月の期間に巨大地震が発生する条件が揃うことになるのだ。少なくとも来年2月頃までは、黒潮の状態に注意しつつ、南海トラフ巨大地震が“いつでも起き得る”ものとして防災意識を高めなければならない。



同じプレートだから
何が起きてもおかしくない・・
おきても、被害がないのを祈ろう!!

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