アイバニーズのベースを弾き始め早半年が過ぎ。
良いベースで有る事には間違いない。
ネックが細く弾きやすいしボディもしっかり考えて作られているので24フレットまで使える。
軽いし電池交換、弦交換もしやすく設計されて見た目もイイ感じ。
ただ、一点だけ頂けない所がある。致命傷になりかねないこの部分。
シールドが抜けない。
ボディーに埋め込まれたジャックに差し込む訳だが、コレが深すぎ。
一度差したらちょっとやそっとでは抜けません。
プラグ部分だけ持ったのでは抜けずケーブルの部分にも負担を掛けて抜くので、いつシールドが破損するか気が気じゃありません。
そこらの安い奴ならまだしも、ワイヤレスのシールドだと特注でしょ。
その機器用だから壊れたら注文しないといけません。面倒でしょ。
ならワイヤレスを最近流行りの充電本体直結タイプにすれば、と思えど、埋め込み穴が小さすぎて到底入りません。
私の持っているエクスバイブ製の比較的先が細くなっているタイプでも半差し状態。まともに音が出ません。
なので、アダプタを使用し使う事に。
えーと、モノラルジャックをモノラルにするには、ってそんなモン有りはしない。普通に考えれば意味ないっでしょ。
あ、あった。
そうか、L型アダプタって手があるな、よしこれでどうだ。
・・・届かない。
手持ちのヤツでは穴が深すぎてLの部分がぶつかります。
ならLの本体部が長めのをアマゾンで見つけて購入、コレでどうだっ。
よしよし、使えるぞ。これでジャック問題は解決だな、と思った矢先・・・ポキッ。
だから、このジャック、深くて固い。L字アダプタの抜き差しに過度な力が加わり内部で断線した模様。使えねーな。
ならば、モノラルーステレオジャック、からの、ステレオーモノラルジャック、の2段構えでやってやるわっ。
コレで一応使える事は使えるが、プラグが長くなりすぎでボディからはみ出してます。みっともないから人前では使えんな。
大体これ設計ミスだろ。皆さん、アイバニーズを買うときはボディ埋め込みタイプのジャックには要注意です。
とまぁ、ウダウダ言っても変わらないのでボディを削っちまうか。
最初はもったいないから、なんて思っていましたが半年が過ぎいい加減我慢の限界。自称温和なワタクシでもやるときはやります。
まず、ボディの蓋を開けて内部を確認。
あれ、ジャックが長ネジになってるな。これならこの長ねじ部分を調整しジャックを前に出せば済むぞ。
良かった、先に調べておいて。短気でロクに調べずボディ削りだしたら、と思うとゾッとするね。
ジャックのナットを外して外に押し出し、うん、これならシールドが普通に外せる。
１．５�儔，圭个靴燭世韻覆里某鑛�使い勝手が良くなります。最初からこの位置で作っておいて欲しかった。
さて、固定するには外側にもナットを噛ませる必要あり。
となると一度外さないといけない訳で、そうするにはコードを切断する必要があります。
バチッ、バチッ。
中学校の実習でラジオを作った時の事を思い出しながら細いコードを切っていきます。
こんなもんは後で繋げばいいのよ。
さて、外したナットとジャック本体をもってホームセンターへ。
試し用に置いてあるネジでチェック。１２ｍｍで良いのかな、でも上手く入らない。
他のサイズでも入りそうで入らない。やばいぞ、これ特注サイズなのかも。
ネジ固定だと危険なのでパッキン形式でやる事にしよう。これなら既存のネジは一つで済む。
内側にネジを使い嵩増し部分に何か足して長さを稼ごう。さて、何がイイかな。
一番良いのは筒状になっている細いモノなんだが、そんな丁度良いモノは早々有る訳ないので何か巻き付けてやっちまうか。
スプリングワッシャーがイイか、いや針金巻いて、いやパイプサドルを加工して・・・色々手は有るが、そうだっ。
慣れ親しんだコーナーへ行き、ダメもとでチェックすると、なんとピッタリ。色々やって置くもんだね。普通気付かんぞ。
これならまだ家に余りが有るので、何も買わずに帰宅。
さて、どこに置いたっけな〜あったコレコレ。
水道用プラスチックパイプ
１３ｍｍだったかな、最小で一般家庭用サイズ。
こいつを適当な長さに切って取り付け、おっと、長すぎた。もう一回調整し取り付け、うん完璧だ。
後はコードを繋げて半田付けし完成。見た目は全く分からんでしょう。
今度のスタジオ練習でメンバーから何も言われなければＯＫ。
まぁ気付く訳はないだろうて。自分で見ても分からない程の出来だぞ。
・
待望のヘッドアンプが来ました。
日曜に頼んで火曜に到着とはさすが天下のサウンドハウス。仕事が早いね。
当日、仕事から帰ってくると宅配ボックスに鍵が掛かっている。
おおっ、もう来たか、と喜び勇んで開けてみると・・・別の品物でした。
滅多に宅配ボックスにモノなんて入っていないのに、どうしてこう宅配物が重なるかな。まぁ、コチラも嬉しいモノではあるが。
ポストの不在票を見て電話し、お、早いな、すぐ来ました。
佐川だからいずれにせよ対面での必要が有ったか。サインが電子式だから便利な様で面倒だ。
さぁーて、空けて見ましょうか。
箱の中にまた箱、と言うマトリオシカ状態のアマゾンと違い、製品箱に直接伝票を張り付けるサウンドハウス。十分でしょ。
重量3キロチョイなので軽い軽い。とても６００ｗチューブプリとは思えません。時代の進化だねぇ。
大きさは意外に大きく、昔ながらのヘッドアンプより一回り小さい程度。ミニアンプではナイな。
早速音を出してみましょう。
とは言え自宅で降るボリュームと言うわけにはいかない。ご近所迷惑甚だしい。
そもそもキャビが無いので無理。
なのでヘッドホンでチマチマとチェック。
ふーむ、鳴りはするが良くわからん。
エフェクター噛ませて登録音全ての音を鳴らして問題無し。しかし大音量が出るか分からない。まぁヘッドホンではね。
試しに２００ｗコンボアンプのエフェクトインからキャビだけで鳴らしてみると・・・おお、ヤバイなスピーカーが壊れそうだ。
これならスタジオで行けそうな気がします。楽しみだ。
・
して昨日、スタジオ練習にて初大音量でのデビュー。
早速スタジオのヘッドを外しマイヘッドアンプを設置。スタジオのより幾分小さい程度。
鳴らしてみると、うん、まあこんなもんでしょ。
特にこれと言った癖もない。パワーのみ上がった、という印象。
アンプで音作りはあまりしないのでコレで十分。
ヘッドアンプのツマミはゲイン、ロー、ミッド、ミッドフリシーケンス、ハイ、でボリューム。
スイッチにミュートとブライト。この位が分かり易くて良いです。
基本エフェクターで作り、ライブ当日はアンプで微調整します。本番当日にエフェクターと格闘するのは怖いな。
さて、他の音も試してみようか、と変えてみると問題発生。
ブーーーーーーーーーーーー
ぬぬ、ハウリング起こしているぞ。
家では起きなかったのに。今までとエフェクター設定は変えていないのに、ナゼ。
歪系の音に変えると、最初は良いのに数秒後にブーーーーー、と。立ち位置が悪いのか。と、移動しても変わらん。
ならばケーブルの場所か。信号系と電力系を離して・・・・まだダメか。
ハイリングを起こしてベース本体のボリュームを下げると消える。という事はベースの問題か。
まてよ、ジャック問題でケーブル弄ったからか・・・
嫌な予感が頭をよぎったが、今更そんなこと言ったって後の祭りよ。
他の原因を探しましょ。
ギタリストからの助言を受け、歪系エフェクトの調整に。
エフェクターでの音作りと言えばギタリスト。ベーシストより格段にこだわりが有るでしょうから素直に拝聴します。
私はマルチ派なのでパッチケーブルの心配はほぼ無し。となると音の設定か。
歪系のゲインを抑えて・・・コレでどうだ、おっとまだか。もっと押さえて・・・よし、こんなもんだろ。
ハウらないギリギリの線で手を打ちましょう。案外こちらの方が抜けが良いかもね。
大出力アンプだと今まで問題無く使えていた音でも注意が必要ですね。一つ利口になりました。
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