ブラックホールの撮影に成功したとのニュース、大変な快挙です。
今まで、想像上のイラストは見ていましたが、実際に撮影されたのは初めてのことです。
ネットの情報によると、実際に撮影したのは、2017年だそうです。
それなのに、、今頃、発表??
実は撮影してから最終的に画像になるまでこれだけ時間がかかったらしくて、
世界中の4つのチームがそれぞれ撮影の上、検証して一致したのを確認してからの発表だそうです。
そして、100年前のアインシュタインの相対性理論が正しいことが検証されたとのこと、、
素晴らしい話ですね。
ブラックホール撮影、初の成功 国立天文台など国際チーム
http://news.livedoor.com/article/detail/16297351/
宇宙で最も重く、謎に包まれた天体であるブラックホールの撮影に世界で初めて成功したと国立天文台などの国際チームが10日、発表した。
強い重力で光さえのみ込んでしまうため撮影は困難とされてきたが、高精度の電波望遠鏡を使って「黒い穴」のように見える姿を捉えた。ブラックホールの存在を証明する画期的な成果で、天文学の大きな前進となる。
ブラックホールは非常に強い重力によって周囲の物質を引き寄せ、のみ込んでしまう性質がある。光も引き込まれ、外に出てこないため真っ暗で、撮影できなかった。成功はノーベル賞級の成果だ。
国際チームが撮影したのは、5500万光年離れたおとめ座のM87銀河の中心にある巨大ブラックホール。太陽の数十億倍の質量を持つ。
世界初のブラックホール画像からわかることまとめ
https://www.gizmodo.jp/2019/04/what-we-learned-from-the-first-black-hole-image.html
ペリメータ理論物理研究所のエイヴリー・ブローデリックさんはアメリカ国立科学財団のプレスカンファレンスで「これは幕開けにすぎない」と意味深な発言。研究者たちは「この画像を綿密に精査して、それを繰り返すことにより、素晴らしい科学を展開することができる」とのこと。
ブラックホールは宇宙にある非常に高密度な場所であり、ものすごい重力を持っています。これは「事象の地平線(Event Horizon)」と呼ばれる境界で、そこを超えるともはや光が戻って来れなくなる境界線(面)のことを言います。
超長基線電波干渉法という技術を用いて、世界各地にある8台の電波望遠鏡が、銀河M87の中心にあるブラックホールのデータを収集するのに成功したのは、2017年のこと。研究者たちはそれぞれの電波望遠鏡からの電波データを集積し、この画像を作成しました。最終的な画像は実際には写真ではなく、大規模なデータ解析とモデリングにより作成されたもので、発表された論文のうちのひとつによれば、画像には常に影がある状態であるとされています。
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宇宙は謎だらけですが、そのスケールにはともかく驚かされます、、
全人類の知能を結集してどこまで突き詰めることができるでしょうか、これからも期待しています。
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