mixiユーザー(id:2129193)

2019年04月11日21:57

106 view

アクマで個人的な意見。

そもそも与野党だれが政権取ろうとも信頼していないし、政治なんてものは信頼するより常に疑ってかかるべきものなので初めから回復する余地もないのだが。

そこは一先ず置いておこう。

今回の失言王の発言内容に、政治家全体の潜在的な意識の在り方を感じる。
正直、今回も含め失言問題なんてものは口に出したか出さないかの違いでしかないと思う。
内心ではろくでもない事ばっかり考えてる奴らが大半なのではなかろうか。
つまり『全体』を見て政治家やってる奴なんて居やしないって事だ。

自分が言う全体とは其々の選挙に応じた国・県・市・町・村その他の住民全体の事だが、そもそも議員・立候補者は全体を見ていない。
彼等が見ているのは『選挙権を持つ有権者全体』ですらない。
選挙前〜中に彼等が見ているのは『投票する有権者』だけだ。
そして当選後に見るのは当然『支持者達と、自分にとって利益になるであろう存在』だけであろう。

中には理想に燃えた御立派な主義思想をお持ちの議員・候補者さんも居るかも知れないが、少なくとも知り合いには居ないと思う。

この前、花見の席で若いカップルに酔っ払ったオヤジの戯言的に話したり、以前から主張している事でもあるが、どんな選挙でも『まずは投票して欲しい』と言う様にしている。
よく選挙に行かない人の理由を問うと、建前を除けばだいたい『めんどくさい』『自分の一票なんて無くても一緒』『投票したい候補者が居ない』辺りではなかろうか?
『めんどくさい』と言われたら打つ手は無い。
相手の意識改革を促すか、選挙制度そのものを変えられる程の一大勢力を築いて自ら選挙戦に挑むくらいしか無い。

だが、『一票の意味』と『投票先』に関してなら言うべき事はある。

現在の選挙制度に欠陥があるのは言うまでもないが『一票の意味』は『投票率と得票率』にあり、選挙が一回限りの物でない限り次回があるのなら、次回の選挙に対する候補者への圧力になると考えるべきだ。
『投票先』と絡め、自分はよく、白紙でもいいから投票すべきだと主張している。

先にも述べたが、投票しない人々の意見などというものは欠片も忖度されることはない。
議員・候補者にとっては自分の生死・損得に何ら関わりのない、いてもいなくてもいい存在でしかない。
一方、彼等にとって『投票する有権者』は選挙期間中のみとはいえ、味方にしろ敵にしろ『票を持った存在』だ。
『投票しない有権者の票』は無いのと同じ事で、省みられる事はない。

時々『白紙投票』を勧めると、『白票は白紙委任状と同じで、気に入らない当選者の正統性に使われるから投票に行かない』と反論される事があるが、無視されるだけで無意味だし、対立候補に票が流れないだけラッキーくらいにしか思われないのではなかろうか。

投票率50%で得票率40%の候補者が当選し、投票率30%の候補者が落選していた場合、全体からしたら10%の票で当選した事になるが、ここにもし、無効票が投票率をほんの3%でも上げられたなら結果をひっくり返せるだけの浮動票が生まれる事になる。
1回当選したら満足するなんて人はそもそも議員になろうなどとはしないだろうが、居たとしても一過性の役立たずなので無視。
次回選挙を意識するならばこそ、大きな浮動票は大きな意味を持って現役議員と次回選挙の候補者への圧力たりうると主張したい訳だ。

で、長々と何が言いたかったと言うと、権利は義務に付随するものであり、政治に文句を言う権利は投票という義務を果たした人にこそ与えられるべきモノだって事。
注※法的な見地からの反論は待ってませんので悪しからず。
3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する