焦点:統一地方選・前半戦は政権ペース、高まる衆参同日選の思惑
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誰を選び、あるいは誰を選ぶべきではないのか?
投票の基準となるものは多くの場合、所属政党であろう。国政選挙、あるいは知事選、市長選なら個人の資質、能力、経歴というものも大きく作用するが、地方議会議員選挙ともなると、そうもいかない。全立候補者の氏名経歴などを把握している者など有権者の0.1%も居ないであろう。
普通の有権者であれば候補者の名前を一人でも言えるなら、大したものなのだ。つまり、有権者の大半はどこの馬の骨ともしれない者を、どの党に所属しているかで、判断して投票している。下手をすると「顔が良いから」、「近所に住んでるから」、「若いから」というふざけた理由かもしれない。
そうして選ばれた議員を任期の間、公金で養うのである。
これは共同で競争馬を飼うのと似ている。そのほとんどが駄馬であり、馬刺しにするくらいしか役に立たない。時折、出世して国政に進出する者もいるが、大概は血統を期待されただけで、結果を残せずに終わる。仮に大臣に上り詰めたとしても、出来レースの結果でしかないし、その利益が馬主全員に還元されることもない。
そのくせ、のぼせ上がった馬鹿が、今度は飼い主に歯向かい、隷従させようとしてくる。家畜が人間に成り代わろうとするのだ。これが権力の恐ろしいところである。
駄馬か?駿馬か?それとも馬鹿か?素人目には判断がつかず、結局、玄人たる政党に委ねてしまう。地方選といえど、せめて出馬している候補者の名前くらいは覚えなければ、我々は馬主たる資格を有しえないように思う。
おわり
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