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2019年04月08日06:42

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題... ゴーン一家は曲者かも

■ゴーン前会長の妻に検察が聴取要請 応じず仏に出国
(朝日新聞デジタル - 04月07日 19:36)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5571474


◆ 悲劇のヒロインを演じていたゴーン夫人ですが …

〜〜< 以下 引用 >〜〜

■ ゴーン容疑者の妻出国 特捜部が聴取要請も応じず ⇒ http://bit.ly/2UJQXI9

 日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン容疑者(65)がオマーンの販売代理店に日産資金を不正に支出したとされる特別背任事件で、東京地検特捜部がゴーン容疑者の妻、キャロル氏に任意聴取を要請したが、応じずに出国していたことが7日、関係者への取材で分かった。

 キャロル氏は日産資金の一部が流れた会社の代表だった。特捜部は東京地裁に証人尋問の実施を請求したが、実現しないとみられる。

〜〜〜〜〜


◆ まぁ、冷静に見れば、ゴーン一家は家族総出で不正なことにうつつを抜かしていたのかもしれません。

 ゴーン夫人がこの時期にあわてて日本を出国するということは、こういう事態にも手馴れているということに違いないと思います。[ #あわてて出国]

 日本の司法は異常と言われることも多いのですが、私は、そうでもないと思います。でも、一度警察署に連れていかれて取り調べを受けると、そう簡単には解放されません。

 なので、外国人なら、とりあえずは出国するのが最善策。これは、国際的な常識のようなもの。ゴーン一家は、さすがに、国際人としての感性があるようです。


◆ 私は、一度、韓国で似たような経験をしました。

 私が韓国で日本の会社の“連絡事務所”の代表のような立場で仕事をしていた時の話。

 日本の社長が、月に一度、2〜3日ほどソウルの連絡事務所にきて、ソウルの関係者などといろいろな交渉事やその他のことをやっていました。

 ある時、社長が韓国に来ていた日の朝、ソウル警察外事課の刑事が3人事務所にきました。韓国の業者が社長を“外為法違反”で訴えてきたので、署で話を聞きたいという。

 私は、詳細な事情が分からないまま、急いで顧問弁護士に電話してきてもらいました。弁護士は、20分ほどでおっとり刀で駆けつけてくれました。[ #顧問弁護士]

 弁護士は、すぐにソウル警察署の署長に電話し、恫喝まがいの剣幕で署長をどなりちらしていました。今にして思えば、署長もわけがわからず困ったことでしょう。

 その後、30分ほど弁護士と刑事たちは事務所でスッタモンダ言い合っていましたが、警察署で話は聞くからということで刑事と社長と弁護士は警察署に行きました。


◆ 空港の出国窓口に当局の通達が回るのは、翌朝になるのだとか。

 警察署に行く前に、弁護士が、“昼過ぎまでに社長を連れて戻るから、今日中に社長が韓国から出国できる便をとっておけ”と私に耳打ちして、社長と警察署に行きました。

 当時は、日本-韓国の航空路線はどれも込み合っていて、当日では予約が取れません。1時間ほどして弁護士から電話があり、予約が取れないことを伝えると、わかったという返事。

 結局、弁護士が自分のコネで夕方の大阪までの大韓航空の席を1枚手配してくれ、空港の出国窓口まで付き添ってくれて、社長を無事に出国させることができました。

 まずは出国。出国しないと外為法程度の微罪でも最低3か月解放されないという。その種のことは、そのうちに“ほとぼりが冷める”ものなので、とりあえずは出国が最善。[ #まず出国]

 そして、この外為法の一件では、最終的には、訴えた業者を逆に脅迫(強要?)か何かで訴え、強引な幕引きになりました。


◆ 余談ですが、外国で弁護士に頼む時には実力者でないと意味がない。

 特に、発展途上国などでは、並の弁護士ではいい仕事はできません。[ #腕利き]

 その弁護士先生は、朴正煕大統領時代のいわゆるKCIAで要職を担っていたという海軍出身の剛腕弁護士でした。だから、警察署長も叱り飛ばす迫力だったのです。

 当時の韓国と日本は今以上にビジネス関係のトラブルが多く、司法当局の判断も韓国側に都合がいいように処理されがちで、裁判になっても日本側はほぼ全敗でした。

 でも、弁護士が腕利きなら、いろいろな方面に圧力も効くので何とかなるものです。

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