一方その頃　病室では……

母が入院してしばらく経ちました。
さすがに２コース目の入院となると慣れたものです。

本格的な投薬治療が始まるまでの準備期間にすっかり退屈した母と私。
お手軽に遊べる組み紐キットだとかリリヤン編みセットとか持ち込んだのだけれど、結局折り紙に落ち着いた。

同室の患者さんに配ったり、リハビリの看護士さんにあげたり。

ロビーに出て行って折ってるんですが、ロビーに出ることも母にとっては運動の一種になりますんで、一石二鳥なんですよね。

で、たまに『○○を折ってもらえないかしら』みたいに頼まれたりもする。

今回は、男の子が居られる方に差し上げたいから、かぶとを折ってくれないかとのご依頼。

そんで、私が折りあげたかぶとがこちらになります。

これならいくらなんでも喜んでくれるだろう。

色の好みもあるだろうから、あといくつか色とデザインを微妙に変えて折っていこう。


誰にでも折れるかぶとなら、私が折る必要ないですもん。誰かが折ればよかろうもん。