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2019年04月02日00:17

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字体

中継を見て、まず戸惑ったのは「令」の字の意味が分からなかったこと。

次に戸惑ったのは、官房長官が掲げた毛筆の文字自体。
「令」の字をなぜ明朝体のような活字体で書いたんだろう。
最後の縦画に迷いが見られる。
これは一体、だれが書いたんだ?

楷書ならば、最後の二画は「マ」になるはず。
下の画像は、毛筆楷書の「令」と活字である明朝体の「令」並んでいる分かりやすい例。(国立国会図書館蔵)

フォト


どちらの書き方も認められているので、役所で受け付けられないとかテストで×が付くことはない。
けれど、不自然。


これは、経産省と文科省の駆け引きの末だろうか。
活字は経産省の管轄。
毛筆は文科省の管轄。
教科書は文科省の管轄なので、「マ」の方が使われている。

目にする機会が多い活字体を採用したのだろうか。
文科省が負けたのか。


ま、いずれにせよもう世に出てしまったことは取り消せない。
せめて、手書きの時は毛筆体の「マ」をお勧めする。





■出典は「万葉集」、日本古典から初=「令」の字採用も−新元号
(時事通信社 - 04月01日 14:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5562808
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