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2019年04月01日13:49

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「万葉集」ということ

本名「和令」のカズレーザー、新元号「令和」に驚き
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5562617

かつては「漢詩をたしなむ」というのは高度な知識と教養を持ち合わせている ということを表していた。

これまでの元号も、高度なものを持ち合わせる「お上」が、
下々に「時間」という神から賜った誰にも操作できないものの区切りを示す という役割も果たしてきた。

そのお上の持つ「高度なもの」の背景としての中国文化からの引用を、今回は止めている。

これは、「文化的に日本は『中国』というくびきから外れた」 
ということを示すことにもなる。

たしかに現在、どれだけ中国から文化的な影響をうけているのか? と聞かれると
はっきりと答えられる人は少ないだろう。
むしろ商業的なアレコレを考えると、むしろ中国の方が日本から影響を受けているようにも見える。
そして昨今の中国との関係も影響しているのだろう。
「中華思想」を基に接してくる、
南の島では継続的にイヤガラセを繰り返す国に対して敬意など示せるはずもない。
現在の政権の立ち位置や方針も表すものになっている。


話は変わるが、万葉集は抒情的である という意見がある。
抒情とは「私はこう思う」ということ。
「時代を表す」ということは客観的でなければならない なので元号には適さない
という意見。

たしかに同感。
今回の元号は、その「メッセージ性」の強いものとなっている。
文化とは時代によって変化するもの として考えると全否定をする気はないが、
今回は、「時代の変化」を表す ひとつの象徴でもあろうかと思う。

あと『令』という字は、「上から下」を示す字なので、
現代的でもなく個人的に好きではない。
これも時の政権を表す字 と考えると納得がいく。
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