ここ数日はビットコインの日記を書きましたが、今日は違う日記を書こうと思います。深夜になったてしまったので、多くの人は朝になってから読むと思います。
アメリカ人というのはハリウッド映画を見ると善人、正義感の強いご立派な人ばかりなのに、なんで、現実社会のアメリカ人は乱暴でバカな人ばかりなのですか？トランプのような、乱暴な暴言男を選挙で選ぶのが本当のアメリカ人ですからね。
南米のボリビアに仕事で行った時に、途中でアメリカのマイアミに寄った。なんか気が強くて乱暴なアメリカ人ばかりに会った。ハリウッド映画に出ているような人は1人もいなかった。それで、ボリビアに着いた時に現地法人の日本人社長と話をした。その方は1993年当時でもう60才で、何年間も海外で仕事をしている方だった。
その社長にこう言われた。
「絶対にこの国ではケンカはしないように。外国だから、必ず警察は外人の日本人に不利な処罰をするから。でも、ボリビア人は滅多にケンカはしないけど」
「でも、アメリカ人はよくハリウッド映画の中で、殴り合いのケンカをしてますけど？」
と僕は質問した。
「そうだよ。アメリカ人は色んな国にケンカを仕掛けて色んな国でケンカばかりしているから、『ヤンキー、ゴーホーム』と言われて世界中で嫌われているんだよ。世界中でアメリカ人は嫌われているんだよ。勝手に、『アメリカ・アズ・ナンバー・ワン』とか言って正義の味方気取りだからね」
社長はそう言っていかに映画のアメリカ人と現実の世界のアメリカ人が違っていて、いかにアメリカ人が世界中で嫌われているかを教えてくれた。
「アメリカ人はそんなに嫌われているんですか？」
と僕が聞くと社長は笑って、
「君のような若い人はハリウッド映画を見てアメリカに憧れてるかもしれないけど、映画に描かれているアメリカ人なんて全部嘘だよ。俺はボリビアだけでなくて、アメリカでもヨーロッパでも仕事をしたけど、アメリカ人は世界中で嫌われているんだよ。今の日本人が映画に描かれている日本人とは違って、侍と芸者じゃないのと同じようなもんだよ」
と言っていた。
その後、南米のボリビア人と仕事をして、ドイツ語を習うためにドイツに語学留学もしたけど、アメリカ以外のどの国でもアメリカ人はやはり嫌われ者だった。特に南米とヨーロッパでは、「アメリカ政府とアメリカ人は大嫌い」と言うと簡単に友達が出来た。ドイツのシュツットガルトのドイツ語学校ではアメリカ人女性も語学学校にいたけど、「私たちのアメリカ政府は色んな国に戦争を仕掛けているから、アメリカ人が世界中で嫌われているのはよく知っている」と言って苦笑いしていた。それに対して僕も外国人たちには、「日本映画にはいつも強い侍とおしとやかな日本女が出てくるけど、あんな日本人は今の日本にはどこにもいないよ」と苦笑いした教えた。
アメリカ人はハリウッド映画の中ではご立派な人たちが多いけど、なんで、現実のアメリカ人バカで乱暴な人ばかりなのでしょうか？これは、マイケル・ムーアが書いた「アホでマヌケなアメリカ白人」という本にも描かれていることです。高倉健が演ずる日本人刑事とマイケル・ダグラスが演ずるアメリカ人刑事が、大阪で一緒に事件を捜査する「ブラックレイン」という映画でも、高倉が「アメリカで良いものは映画と音楽だけだ！」とダグラスに言うシーンがあります。でも、このセリフは「ブラックレイン」を監督したリドリー・スコットが、映画の中で日本人の高倉に言わせたのですから、アメリカ人もそういうことがよくわかってるのでしょうね。（苦笑）
やっぱり、アメリカ人たちは「アメリカ・アズ・ナンバーワン」という理想像を、映画の中だけでも実現したいのでしょうかね？ アメリカ人の「俺たちは常に正義なんだ」という思い込みはもう病気だね。（笑）
写真左は、マイケル・ムーアの書いた「アホでマヌケなアメリカ白人」という本。でも、これを書いたマイケル・ムーアもアメリカ白人だから、自虐本といえるだろう。右はハリウッド戦争映画と現実の戦争の違い。「ハリウッド映画では、12人のヤンキー兵隊がティガー�儀神鐚�2台を含む武装SSの部隊に勝ったが、本当の戦争ではミヒャエル・ビットマンのティガー�儀神鐚�1台が、ヴィレル・ボカージュ村で連合軍戦車20台を撃破した」と英語で書いてある。
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