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2019年03月23日21:24

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「内容の伴わない負け」で逸ノ城に屈し、昇進がかなり厳しくなった貴景勝。

■稀勢以来の中卒横綱なるか 15歳吉井、大相撲デビュー
(朝日新聞デジタル - 03月17日 15:46)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5541948
大相撲三月場所十四日目、横綱白鵬は大関高安を浴びせ倒しで退け全勝を守り、一敗の前頭4枚目逸ノ城が関脇貴景勝を叩き込みで一蹴して星一つ差をキープしたため今日の優勝決定となならず、明日の千秋楽に白鵬が鶴竜との横綱同士の結びの一番で勝てば白鵬の全勝優勝、白鵬が敗れた場合、逸ノ城が前頭2枚目大栄翔に勝てば14度1敗の相星で優勝決定戦、敗れた場合は白鵬の一番の結果に関係なく白鵬の42回目の賜杯ゲットが決まる展開になりました。
今日一番の注目は、一敗で賜杯レースに残る逸ノ城と昨日の大関高安戦で大関トライアルに望みを繋いだ関脇貴景勝の対戦。このところ貴景勝が4連勝中と合い口の良い逸ノ城とはいえども、合い口の良くなかった小結御嶽海を絶妙の叩き込みに鎮めた一番もあるなど決して油断のならない相手であり、貴景勝としては場所後の大関昇進に向けては決して落としてはならない一番でしたが、立ち合い両手を出すも足が全く出ておらず、逸ノ城の叩きに対応できずにあっさり落ちて勝負あり。所要時間僅か1秒2の叩き込みで貴景勝に5個目の黒星がつきました。貴景勝としては昨日の御嶽海戦で見せたような逸ノ城の叩きを警戒したのかもしれませんが、「何をしたかったのか分からなかった」(テレビ正面解説の尾車親方(元大関琴風)いわく)中途半端な立ち合いで「内容の伴わない黒星」を一つ増やしただけの一番となった印象があり、明日の千秋楽の角番大関栃ノ心(関脇玉鷲を押し出しで下して7勝7敗)に勝って最低条件とされる二桁の10番に乗せたとしても、果たして昇進となるかは何とも微妙になったと思います。
結び前に組まれた横綱白鵬と大関高安の一番は、両者にらみ合いで白鵬が嫌って二度目に立つと、白鵬が右で張って両差しから右で抱え、小手に振る高安を差し手から浴びせて勝負あり。気迫のぶつかり合いは横綱の強さが大関高安を凌駕して終わりました。白鵬は連勝を14に伸ばして明日の鶴竜戦を迎える一方、高安は10勝4敗となりました。
その他。大関豪栄道は横綱鶴竜を二度目の立ち合いから張って左を差して前に出て、右も差しての寄り切りで退け2秒ちょうどで仕留めて11勝目、角番大関栃ノ心は関脇玉鷲を押し出しで制して7勝7敗として大関残留に望みを繋ぎました。明日の関脇貴景勝戦に角番脱出をかけますが、貴景勝も明日勝って10番に乗せて大関昇進に望みを繋ぎたいところで、「入れ替え戦」の様相となるのか否か。
また、左足膝下の蜂窩織炎などで地元大阪の土俵で二日目から12連敗だった西前頭9枚目の勢が豊山を押し出しで制して初日以来の2勝目。連日病院で抗生物質の点滴を打ってもらいながらの土俵ですが、本人いわく「本来なら入院する症状だそうです。相撲を取れていることが不思議」とのことで、初土俵からの連続出場を続けています。
さらに、十両では東筆頭の志摩ノ海が西十両8枚目の千代の海との対戦を押し出しで勝ち12勝2敗として先場所に続けての十両優勝。激しい突き押しの応酬で左目に相手が突いた指が当たり、一方の志摩ノ海も指が千代の海の髷にかかるなど激しい攻防の末、土俵際で体を投げ出すように押し込み、相手も突きを見せるなど微妙な勝負も物言いは付かず、志摩ノ海の押し出しで千秋楽を待たずして優勝決定。平成26年の七月場所、九月場所の栃ノ心以来、平成で9人目の記録となったとか。近大から入門して膝の負傷などで底面した苦労人の幕内の土俵が期待されるところです。
また、昨日も触れた西幕下52枚目の天鎧鵬(34歳・尾上部屋、最高位前頭8枚目、日本大学出身)が現役引退と年寄秀ノ山襲名を発表。前頭8枚目に終わりましたが、ユニークなキャラクターでテレビCMへの出演もあった人ですが、親方としてNHKBSの幕下〜十両土俵入りなどの解説への出演が期待されるところです。
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