「若さ」第479号
※ 四方山話 ※
◎ イチローが引退 ◎
米大リーグ、シアトル・マリナーズのイチロー外野手(45歳)(本名・鈴木一朗)が引退しました。
イチローは3月21日、東京ドームで行われたアスレチックとの「2019 MGM MLB 開幕戦」に9番・右翼で出場し、4打数無安打で8回に交代しました。
退場の前には選手一人ひとりと抱き合い、総立ちの観客も拍手で見送りました。
イチローは、平成4年(1992)に愛知・愛工大名電高校からドラフト4位でオリックスに入団。
6年〜12年(2012)に7年連続で首位打者となり、同年オフにポスティングシステムを利用してシアトル・マリナーズに移籍しました。
その後、 ニューヨーク・ヤンキ−ス、 マイアミ・マーリンズ、 を経てシアトル・マリナーズ(2018. 2019.)へ復帰しました。
イチローの27年に及ぶ日米での打撃成績などを次に掲げます(数値では表せませんが、イチローの守備、強肩、走塁も抜群でした)。
日 本 米 国 日米 通算
年 1992 〜 2000 2001 〜 2019
試合 951 2653 3604
安打 1278 3089 4367
本塁打 118 117 235
打点 529 780 1309
盗塁 199 509 708
打率 0.353 0.311 0.322
主なタイトル
★7年連続首位打者(日本)。 ★ア・リーグMVP1回(米)。
★オールスターVP1回(米)。 ★ゴールドグラブ賞・10回(米)。
★ワールド ベースボール クラシック・日本優勝に貢献(2006. 2009)。
◎ 韓国の主張に矛盾 ◎
米朝の対立から対話姿勢への流れに、南北朝鮮の融和ムードが高まっており、韓国の対日姿勢が急激に強硬・悪化の情況が続いています。
先にも触れたことがありますが、韓国政府の主張・方針が大統領が代わる度にぐらつく(国民性)があります(政権が代わる度に前政権・主要閣僚などが逮捕・訴追されています)。
日韓の主張で対立している事項の一つとなっている「日本海」(呼称)について、韓国の主張に矛盾する事実が報じられています(3月18日・読売新聞。以下・抜粋)。
『韓国の海図に「日本海」』『韓国が日本海の呼称に「東海」の併記を求めている問題で、韓国政府が国際社会で東海を主張し始めた翌年に刊行した海図に日本海の呼称を使っていたことが専門家の調査でわかった。
韓国の主張の矛盾を示す証拠となりそうだ。』 『海上保安庁は情報交換のため各国と相互に海図を提供し合っている。 韓国政府の国立海洋調査院とも行っており、韓国製の海図など約200点を保管。
それらを調査している島根大の舩杉力修準教授(歴史地理学)が今回の記載を発見した。』 『韓国は1992年に国連の会議で日本海呼称の批判を始め、「『東海』は2000年前から使われていた」などと訴えている。
ところが、93年に韓国政府が刊行した海図「韓国東岸南部」では、 韓国領の鬱陵島周辺の海域に「東海」と表記する一方、隠岐諸島(島根県)の東側は日本海の韓国語訳に加え、英訳の「JAPAN SEA」と記していた。
また、77年刊行の海図「東海及黄海」第4版では、日本海の海域に「東海」と記しているが、括弧書きで「SEA OF JAPAN」と書かれていた。』
『舩杉準教授は「これらの海図は韓国の主張に正当性がなく、矛盾していることを裏付けている」と指摘。 ある政府関係者も「韓国の立場に一貫性がないことを示す証拠といえる」と話す。
呼称問題では、日本海を単独表記している国際水路機関(IHO)の指針改定を韓国が求め、その是非を議論するため、IHOが日本や韓国などに非公式協議の開催を要求。関係国で調整が続いている。
❀ さくら前線 ❀
あっと言う間にカラカラの暖冬が過ぎて、早や年度末です。
今日(23日)は日本海側では雪の予報もありますが、さくらの開花が話題となっています。
3月20日に全国のトップを切って長崎で開花。 21日には福岡、名古屋。 22日・東京では平年より4日早く開花し、29日頃満開になると予想されています。
今後は、27日頃・大阪。 4月3日頃・仙台。 4月7日頃・新潟。 4月30日頃・札幌の開花が予想されています。
※ 今日は何の日 ※
23日 昭和21年(1946) 引揚船「宗谷」の航海中(台湾〜佐世保〜呉)、女児誕生(船長が命名「宗子もとこ」ちゃん)
23日 昭和26年(1951) 世界気象デー。世界気象機関(WMO)条約発効。
23日 平成8年(1996)元青函連絡船「羊蹄丸」(8,311.4総トン)平成23年10月まで船の科学館が保存・公開(売却。一時イベント船となるも廃船解体)。
24日 文治元年(1185) 壇ノ浦の戦。源義経(800隻)が平知盛(500隻)を攻め滅ぼす(平家滅亡。源平の戦い終わる。鎌倉幕府へ移る)。
25日 平成17年(2005) 05年日本国際博覧会(愛・地球博)開会。愛知県長久手会場など3会場で地球環境・共生と技術をテーマ。 9/25まで185日間。入場者22,049,544人(目標1500万人)。
25日 平成19年(2007) 「能登半島地震」M6.9、震度6強(輪島市、七尾市、穴水町)、(日曜の09:42頃)。震源:輪島市南西沖約30km、深さ約11km。道路寸断、能登空港1日修理閉鎖。死者1人、負傷者338人、全壊686戸、半壊1740戸、一部損壊26,958戸。
26日 平成28年(2016) 「北海道新幹線」開業。東北新幹線・新青森駅〜北海道新幹線・新函館北斗駅まで149km延伸・開業。
27日 元禄2年(1689)松尾芭蕉が「奥の細道」600里への旅立ち。芭蕉46歳、隅田川をのぼり、門人の河合曽良と千住から。(細道:曽良の編集)
※ 季節の句 ※
さまざまの 事思ひ出す 桜かな 松尾芭蕉
金泥に 舟を描きぬ 水ぬるむ 武藤紀子
賑わいし 古都金沢の すみれ草 若さ
「若さ」 第479号
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