春闘集中回答

　１３日各紙夕刊や夜のニュース。。春闘、集中回答日。ベアは前年割れ相次ぐ。昨年に比べ低い水準の賃上げに止まる企業が多い。一方、定年を65歳に引き上げ、賃金は下げない。７０歳まで雇用する場合は、賃金の７割を保証するなどとした企業も一部に出た。

→　ベアが前年割れ、と言ってもベアがあるだけマシ。今年は消費増税もあるし、米中経済戦争で海外景気も怪しいし、経営陣としては慎重にならざるを得ないでしょう。

　定年延長は、年金支給年齢が上昇する以上、必要なんでしょうけど、若手の雇用が奪われるのが難しいトコロ。




　１４日朝日。春闘一斉回答。人手不足が深刻な運輸業界や外食産業では大幅な賃上げも。一方、輸出産業など多くの企業は低調。

　１４日読売。先行き不安でベア鈍化、低調ベアが景気に冷や水。

→　米中対立が経営者マインドに影を落としている。

　それにしても、政権寄りの読売の方がより悲観的なのは面白い。




　１６日読売・朝日。連合による春闘初回集計。賃上げ率は前年と同じ２.１６％だった。

→　輸出系産業が低調だった代わりに、人手不足の運輸・外食系が牽引した印象。