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2019年03月18日00:41

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「水森かおり特別公演」(明治座)3/9

かおりちゃん単独での明治座公演は初めて。その初日に行ってきました。前回の明治座は山川さんとW座長だったから、かおりちゃん単独ってことで、もちろん本人も緊張なんでしょうけど、こちらもなんだか妙に緊張してしまうのでした(笑)。

第一部「東京そば屋人情物語 にぃねえちゃん!」
お芝居は、東京オリンピック直前の下町のお蕎麦屋さんが舞台の人情ドタバタコメディ。かおりちゃんには時代劇よりこういう世界が似合いますよね。
初日ならではのバタバタ感もありつつ、どこまでトラブルでどこまで台本なのかよくわからないところもありますけど(笑)そういうところをかおりちゃんは持ち前の度胸と愛嬌で乗り越えていくようなところがあって、そういうところはさすがかおりちゃんという感じがします。池田先生の台本も、そんなかおりちゃんの個性を生かしたキャラクターを描いてくれているし、ほかの歌手のみなさんもそれぞれにらしくて面白かったです。椎名佐千子さんと岩佐美咲ちゃんとの三姉妹(設定的には駆け落ちした長女がいるから四人姉妹ですが)仲良しな感じが見ていて楽しい雰囲気。はやぶさの二人も大活躍だし。若い人たちもなかなかに昭和の空気感になじんてて面白いです。
そして、脇を固めてくれる加藤茶&仲本工事のドリフチームの安定の面白さ!ドリフのギャグをあちこちにちりばめてとにかく笑わせてくれます。そして、たらいが舞台上に出てくるだけで笑いが起こるってすごいですよね(笑)。上から降ってくるわけじゃないですけども。かおりちゃんったら、なかなか容赦なくて可笑しかったです。
ラストは予想外の展開にびっくりでしたが、面白かったです。でも、このラストの衣装、かおりちゃんのブログに思いっきり公開されていましたが、それ、ネタバレ(笑)。いいんですかね。

第二部「水森かおりコンサートin明治座」

コンサートは、オープニングから「東尋坊」で、久しぶりに聴けて良かったです。以前はこの曲を歌う時にものすごく気合が入りすぎているくらいの気迫だったけど、良い具合に力が抜けてきたかなとも思うこの頃。
オープニングのイエローのドレスは背中も凝っててとってもかわいい。
共演の後輩歌手のみなさんも呼び込んで、お芝居の舞台となっている昭和39年のヒット曲メドレー。ヤマトくんの低音の響きに客席がどよめいたのが面白かったです。うん、素敵ですよね。「高校三年生」でみなさん一緒に歌ってください!ってかおりちゃんが次の歌詞を教えて呉れようとするんだけど、おさまりきらなくて歌い始めちゃうので「私、逆に邪魔してましたよね?」なことになっていたのも面白かったです。
かおりちゃんを中心に後輩たちって構図、前の明治座公演では山川豊先輩が一緒だったから先輩がわりと仕切ってくれたし、その前の単独初座長の中日劇場では司会の西寄さんがいたので、今回みたいにかおりちゃんが自分で仕切っていく状況ってもしかして初めて?実は意外と仕切れないタイプなのかも?と思っちゃいました。後輩へわりと無茶ぶりしていくスタイル(笑)。横にいてツッコミ入れていくスタンスの方が得意なのかもね。そんな慣れてない感じもまた新鮮だったりもして。

後半のステージは、昨年の紅白のドレス。イリュージョン後で披露した花柄ドレスですが、これ、残念なことに放送では30秒くらいしか映ってなかったんですって。おかげで全体の印象がいまいち薄かったのですが、初めて生で見て、水面に花が散らしてあるのがとても素敵でした。生地の質感とかがちょっとモネの睡蓮っぽい雰囲気。やっぱり桂先生のデザインは素晴らしいなあ。
後半はご当地ソングのヒット曲を一気に歌ってくれて、好きな曲がいっぱいで楽しい。歌詞間違えちゃったのはご愛敬(笑)。
最後に歌ったのは、この明治座公演のために作ってもらった新しい曲「笑顔の向こうに」いつも最後に歌う曲にはかおりコールが入るのですが、今回もサビにかおりコールが入ります。こうやって一緒になれる曲があるのってやっぱり楽しい。こうして最後まで笑顔で終われるって、かおりちゃんの人柄そのまんまだなあと思います。

♪東尋坊
♪鳥取砂丘

♪ああ上野駅(ヒカル)
♪霧子のタンゴ(ヤマト)
♪島のブルース(岩佐美咲)
♪アンコ椿は恋の花(椎名佐千子)
♪高校三年生(全員)

♪恋のすみだ川(はやぶさ)
♪恋の終わり三軒茶屋(岩佐美咲)
♪漁火街道(椎名佐千子)

♪水に咲く花・支笏湖へ
♪松島紀行
♪釧路湿原
♪五能線
♪島根恋旅

♪高遠 さくら路
♪笑顔の向こうに
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