ナイトクラブの用心棒トニーは、無教養でガサツだが機転の利く男。ニューヨーク下町育ちイタリア系の彼は、家では大家族で賑やかに暮らしている。勤め先の都合で2か月だけ無職になってしまった。
そんな彼を長旅のドライバーとして雇ったドンは、大金持ちで尊大な黒人の天才ピアニスト。雇った理由は、トニーが「トラブルを解決する男」だという評判を聞いたからだった。
なにもかも正反対のデコボコ・コンビというだけで珍道中確定。しかも人種差別の寝強いディープサウスと呼ばれる地域への演奏旅行。
https://gaga.ne.jp/greenbook/index.html
先週はまだ混んでいたので見送って、今朝見てきました。
誰にでもお勧めできる良い作品だと思います。
それに音楽がとても素敵でした。
こちらは本物のドンの演奏。(映画とは関係ないです。)
https://www.youtube.com/watch?v=TgU1d1K0poQ
主人公がイタリア系というだけあって
ちらっと出てくる食べ物もどれも美味しそう!
脱線ですが、
正直、アメリカ映画・ドラマは一般的に食べ物が全く美味しそうじゃない(グルメ物を除く)。
でもイタリア映画では、ちらっとしか映らないような食べ物も凄くおいしそうなんです。
ネタバレ
ちなみにバーで
ちょこっと弾いた曲はショパンの「革命」ですね。
彼は革命を起こしたかったんでしょう。
少なくとも、このディープサウスで何かを成し遂げたかったのだと思います。
最後のお巡りさんが優しくて、あの地域を出たんだと分かってほっとしました。
人種差別については、ほんの数十年前までこんな状況だったんですね。
今でもたまに、黒人が警官の暴力振るわれたのがニュースになりますが、背景が分かる気がしました。
それと比べるとオバマさんが大統領になったのは夢のような大変革。
その大変革の反動でトランプ大統領が出て来たっていう流れが分かるような気が。
この映画自体がハリウッドの反トランプ指向を表しているという説も分かります。
更にネタバレ
プールで
逮捕されたのが意味不明ですが
(ゲイの?)買春ということでしょうか??
加筆;
あ、わかりました。
YMCAのプールというのは、ゲイの方が発展場として使っていたらしいです。
ボへ・ラと似てますね。
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